新着情報 / お知らせ

Dr.関塾(かんじゅく)新川1丁目校のホームページにお越しいただき、誠にありがとうございます。
寒暖差が激しく、体調を崩しやすい時期ですが、いかがお過ごしですか?
ほとんどの区立中学校において、学年末テストが、2/24(水)・25(木)・26(金)に実施されます。
2週間を切りましたが、提出物である(学校の)ワークを順調に進めることはできていますか?
時間がなくなり、最終的に解答を写してしまう生徒を、よく見かけますが、ただ終わらせる=提出することのみに時間を使うことになり、それでは学力を伸ばすことは難しいでしょう。
定期テストを迎えるにあたり、提出物を進めるのは当然ですが、それぞれの知識や、考え方を定着させる時間が必要となります。
今年度の総まとめになりますし、前回より良い結果を残したく、早めにテスト対策を始めている生徒もいると思いますが、毎回自分なりの方法で学習を進め、良い結果が出ず、悩んでいる生徒も多いのではないでしょうか?
まだ10日以上ありますから、専門家である私たち塾講師のアドバイスをもとに、計画的に取り組めば、効率良く学習でき、知識の定着を図りつつ、得点を伸ばすことも十分可能です。
また、非常に大切な学年末テスト・・・頭ではわかっていても、実際に机に向かえるのはごく一部ではないでしょうか?
そこで、環境を替えることにより、積極的に学習してほしく、是非ともそのような機会としても活用してください。
最後に、上記は特に区立中学校に通っている皆さんへのメッセージですが、小学生の皆さんも、高校生の皆さんも、学年末になりますから、今年一年のまとめの時期です。新型コロナウィルスの影響により、長期間休校となったこともあり、不安な単元も多いのではないでしょうか?
「完全個別指導」のDr.関塾 新川1丁目校では、一人ひとりの目標・目的に応じた指導をしますので、安心して新学年を迎えるのに、大いに役立つはずです!
【無料学年末テスト対策会/学年末総まとめ授業 実施要項】
~生徒2名 対 講師1名の授業を45分×全4回~
◆科 目◆ 数学(算数)英語 国語 理科 社会 から1科目を選択
◆対 象◆ 小学生 中学生 高校生 ※初めての方に限ります
◆期 間◆ お申込日より2週間以内に90分×2回(小学4年生以上)を実施
*小学1年生~3年生:45分×4回
◆学 費◆ 教材費として1,000円(税込)頂戴いたします。
◆時間割◆ 月曜日~土曜日
①15:20~16:50 ②17:00~18:30
③18:40~20:10 ④20:20~21:50
◆コース◆ 生徒2名 対 講師1名の体験コース
◆内 容◆ 事前に科目・単元をご相談させていただいた上で授業を行ないます。
Dr.関塾 新川1丁目校では、下記の点を徹底し、感染拡大防止に細心の注意を払いながら、通常通り、教室運営いたします。
【通塾生・体験生に安心してお通いいただくために】
①出勤前、講師は、体温検査と手洗いとアルコール消毒及びうがいを実施します。
②生徒来塾の際、手洗いとアルコール消毒を徹底させるようにします。
※ハンカチをお持たせください。
③教室内の換気の徹底、及び、(上記通り、)アルコール消毒の注意喚起に努めます。
※教室の室温が下がる場合がありますので、調整できる服装にてご来塾ください。
④入口ドアの定期的な消毒を実施します。
⑤保護者の皆様には、ご家庭における手洗い、うがいならびに(塾内における)マスクの着用にご協力をお願いします。
※もちろん、マスクに関しまして、購入したくても、手に入らない状況が続いていますので、その場合は、大丈夫ですが、(下記通り、)「発熱や、咳など風邪の症状がみられる際は、通塾を控えて」ください。
⑥生徒及びご家族の方で、発熱や風邪の症状がみられる際は、通塾を控えてください。
※ご自宅での療養をお願いします。
⑦座席は、極力生徒同士が近づかないように配置します。
⑧教室内での飲食を禁止します。
詳細はお電話にてお問い合わせください。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
近隣の区立中学校の定期テストが終了し、受験生は進路についての話題がさらに多くなっていく時期です。
このようなご時世ということもあり、私立におきましても、今年は、オンラインでの説明会が多く、
実際に学校まで足を運べるようになるのは、これからかもしれませんし、ズーッとオンラインを通すところもあるかもしれません。
例年とは大きく異なる状況となっていますが、いずれにいたしましても、受験はしなければなりませんから、
情報を集める必要があります。
そこで、都立を第一志望としている受験生・保護者におかれましては、
東京都教育委員会が開催する『都立高等学校等 合同説明会』をご紹介します。
気になる学校がありましたら、自宅で都立学校Live配信(講義型学校案内)の視聴や個別相談への参加ができます。
また、10月初旬開設の特設サイトでは、都立高校での「学び方」や「学べること」をわかりやすく説明する「都立高校基礎講座」や専門高校のPR動画等も掲載されます。
都立高校にご興味ある方は、是非参加されてください。
なお、参加には事前申込が必要となりますので、ご注意ください。
【 第1回 】申込期間10月初旬~10月15日正午
10/25(日) 10:00 ~ 16:00
*都内東部地域に所在する学校を中心に、約70校参加予定
千代田・中央・港・台東・墨田・江東・品川・大田・渋谷・荒川・足立・葛飾・江戸川の学校等
【 第2回 】申込期間10月8日~10月22日正午
11/1(日) 10:00 ~ 16:00
*都内多摩地域に所在する学校を中心に、約70校参加予定
八王子・立川・武蔵野・三鷹・青梅・府中・昭島・調布・町田・小金井・小平・日野・東村山
国分寺・国立・福生・狛江・東大和・清瀬・東久留米・武蔵村山・多摩・稲城・羽村・あきる野
西東京・瑞穂の学校等
【 第3回 】申込期間10月15日~10月29日正午
11/8(日) 10:00 ~ 16:00
*都内中部地域に所在する学校を中心に、約70校参加予定
新宿・文京・目黒・世田谷・中野・杉並・豊島・北・板橋・練馬・島しょの学校等
詳細は、「都立高等学校等合同説明会 2020」とご検索の上、ご確認ください。
私立高校入試(1/22からスタートします。)まで、あと4か月ほどです。
決して後悔しない受験を終えるためには、生活リズムが夜型になってしまっている人は、
【朝型】へと変更し、毎日生活習慣に気をつけながら、「計画的に」過ごすことが大切です。
『同時通訳はやめられない』 袖川 裕美 平凡社新書
右から左へ機械のごとく言葉を変換できると思われがちな同時通訳者。だが、話はそう単純ではない。のしかかるプレッシャーの中で、専門的な話を専門家でない者が仲介(ちゅうかい)するという無理をするのがこの仕事。ひたすら日々の研鑽(けんさん)と経験で技(わざ)が磨(みが)かれる職人とアスリートを合わせたような職業だ。異なる言語を行き来することで見える世界、表には見えない日々の格闘(かくとう)をユーモラスに描く。
*仲介=両者の間にはいって、とりついだり、まとめたりすること。なかだち。あっせん。
*研鑽=(学問などを)みがき深めること。
*格闘=困難な物事に一生懸命に取り組むこと。
『颶風(ぐふう)の王』 河埼 秋子 角川文庫
明治の世。新天地(しんてんち)・北海道を目指す捨造は道中母からの手紙を開く―駆け落ち(かけおち)相手を殺されて単身馬で逃亡し、雪崩(なだれ)に遭(あ)いながらも馬を喰らって生き延び、胎内(たいない)の捨造を守りきった壮絶(そうぜつ)な人生―やがて根室に住み着いた捨造とその子孫たちは、馬と共に生きる道を選んだ。そして平成、大学生のひかりは祖母から受け継いだ先祖の手紙を読み、ある決意をする。6世代にわたる馬とヒトの交感を描いた、生命の年代記。
*新天地=新しい活躍の場所。
*駆け落ち=親から結婚の許しを得られない男女が、しめし合わせてひそかによそへ逃げ隠れること。
*雪崩=大量の雪が山の斜面を急激にくずれ落ちること。その雪。
*遭う=人・物や別しては嫌な事柄に偶然に出会う。
*壮絶=きわめて勇ましく激しいこと。また、そのさま。
*交感=互いに感じ合うこと、心が辻合うこと。
『日本の古典をよむ(15) 宇治拾遺物語・十訓抄』より「十訓抄」 小学館
日本の古典文学のベストセラーが現代語訳と原文でよめる『日本の古典をよむ』シリーズ第5回配本。読んでびっくり!の面白い説話の宝庫『宇治拾遺物語』と、教科書で作品名は習うけれど、現代語訳がほとんどなかった『十訓抄』をお届けします。誰もが知ってる「こぶとり爺(じい)さん」「雀(すずめ)の恩返し」「わらしべ長者(ちょうじゃ)」や、芥川龍之介作「鼻」の話が『宇治拾遺物語』に出てくることをご存じですか?滑稽話(こっけいばなし)はもちろんのこと、奇矯(ききょう)な話、猟奇的(りょうきてき)な話まで、まさに説話のオンパレード!『十訓抄』は、人生の機微(きび)に満ちた処世訓(しょせいくん)がつまっていて、昔も今も人というものが変わらないことを、しみじみと教えてくれます。
*滑稽=笑いの対象となる、おもしろいこと。おどけたこと。また、そのさま。
*奇矯=言動が普通と違っていること。また、そのさま。
*猟奇的=奇怪なもの、異常なものを捜し求めるさまや、奇怪・異常な気持ちを満足させるさま。「猟奇的な事件/犯罪/人」など
*機微=表面だけでは知ることのできない、微妙なおもむき(=味わい。おもしろみ)や事情。
*処世訓=生きてゆく上で役立つ教え。
今年もすっかり暑くなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
まずはじめに、Dr.関塾では、近隣のお子さまの学習のサポートをさせていただくため、現在できうる限りの感染症対策を行いながら授業を行っております。
新型コロナウィルス感染症の影響を受け、ほぼ3か月間、学校が臨時休校となりましたが、Dr.関塾 新川1丁目校のある中央区では、6/1(月)より、「分散登校等段階的に再開し、その後順次授業数を増やしていく方針」にて、学校が再開しています。
この度の臨時休校を上手に活用できたお子様もいれば、残念ながら、そのように行かなかったケースもあると思いますが、(過ぎてしまった時間を嘆いても仕方なく、)それよりも、気持ちを切り替え、これからどのように過ごすかが非常に大切です。
「学校の登校スケジュールはどうなるんだろう・・?」
「定期テストの日程は・・?」
「受験の日程や方法はどうなるんだろう・・?」などなど、
ハッキリせず、不安なことがたくさんありますが、遅れを取らないよう、あるいは、遅れを取ってしまったと感じているのであれば、それを取り戻すよう、今年の夏も例年と過ごし方は何も変わりませんし、変える必要はありません。
ただ、少し異なるのは、1学期に(学校で)学習した単元は、ほとんどないですから、そちらもバッチリ各自で確認しておく必要があります。
そこで、今年の夏のポイントは、
【前学年までの総復習】
そして、
【例年であれば既に学校で習っているはずだった単元の学習】
をクリアすることです。
今、当ホームページをご覧いただいている外部生の方向けに、下記の内容で【夏期無料特別講習会】を受け付けています。
「いきなり講習参加はハードルが高いから話だけ聞いてみたいな・・。」
「まずは、感染症対策でどんな取り組みをしているのか知りたいな・・。」
という方もいらっしゃると思いますが、
随時【無料学習相談】や【無料教室見学】も実施していますので、お気軽にお問合せください。
☆★☆ 関塾にて、自学した1学期の学習内容も含め、前学年までの総復習を行おう!☆★☆
【夏期無料特別講習会 実施要項】
~生徒2名対講師1名の授業を45分×全4回~
◆科 目◆ 数学(算数)英語 国語 理科 社会 から1科目を選択
◆対 象◆ 小学生 中学生 高校生 ※初めての方に限ります
◆期 間◆ お申込日より2週間以内に45分×4回を実施
◆学 費◆ 教材費として1,000円(税込)をいただきます
◆時間割◆ 月曜日~金曜日
①15:20~16:50
②17:00~18:30
③18:40~20:10
④20:20~21:50
◆コース◆ 生徒2名 対 講師1名の体験コース
◆内 容◆ 事前に科目・単元をご相談のうえ、授業を行います
★ただいま【夏期無料特別講習会】の他に、お友だち紹介キャンペーンも実施中♪
兄弟姉妹や現在通塾中の関塾生からの紹介だけでなく、卒塾生の紹介であっても
入塾後にお二人にプレゼント(図書カード3,000円分)を差し上げます!
★★7/25(土)までに、体験授業のお申し込みをされ、その後、ご入塾いただきますと、
入学金(通常20,000円)を【半額】にいたします!
『線は、僕を描く』 砥上 裕將((とがみ ひろまさ)講談社
小説の向こうに絵が見える! 美しさに涙あふれる読書体験
両親を交通事故で失い、喪失感(そうしつかん)の中にあった大学生の青山霜介は、アルバイト先の展覧会場で水墨画(すいぼくが)の巨匠(きょしょう)・篠田湖山と出会う。なぜか湖山に気に入られ、その場で内弟子(うちでし)にされてしまう霜介。それに反発した湖山の孫・千瑛は、翌年の「湖山賞」をかけて霜介と勝負すると宣言する。
水墨画とは、筆先から生みだされる「線」の芸術。描くのは「命」。
はじめての水墨画に戸惑いながらも魅了(みりょう)されていく霜介は、線を描くことで次第に恢復(かいふく)していく。
*喪失感=大切なものを失ったときの、空虚(くうきょ)な気持ち。
**空虚=物のなかみ、または物事の内容をなす価値、あるいは心のより所が、何もないこと。からっぽ。
*水墨画=おもに墨の濃淡(のうたん)を利用して描いた絵画。中国唐代中期に始まる。
*巨匠=その方面、特に芸術の分野で際立ってすぐれた人。大家。
*内弟子=師匠(ししょう)の家に住みこんで手伝いなどしながら、その業を習う、弟子。
*魅了=すっかり相手の心を引きつけて夢中にさせてしまうこと。
*恢復=悪い状態になったものが、もとの状態に戻ること。また、もとの状態に戻すこと。
『悲観する力』 森 博嗣(もり ひろし) 幻冬舎新書
悲観(ひかん)とは「物事は予測や予定どおりには運ばない」と考えること。本書で伝えたいのは、この「思わぬこと」に対する考察(こうさつ)の重要性だ。重大な過(あやま)を繰り返すことへの歯止(はど)めは悲観することしかない。「機械は必ず壊(こわ)れる」「人間は必ず誤操作(ごそうさ)する」という工学の設計には当たり前のフェールセーフの思想が、人間の心理や感情には決定的に不足している。エラーの想定が不充分なのだ。もちろん単なる心配や諦(あきら)めは悲観ではない。「これでは駄目かもしれない」と思ったら次にどう対策するのか。豊かな社会ゆえの楽観を排(はい)し、有効な悲観の技術を伝授(でんじゅ)する。
*悲観=事態を暗い向きに見ること。
*考察=物事を明らかにするためによく考え調べること。
*過ち=思いがけずしでかした悪い事。過失。
*歯止め=事態の進行を抑えとどめる働きをするもの。
*フェイルセーフ=なんらかの装置・システムにおいて、誤操作・誤動作による障害が発生した場合、常に安全に制御すること。またはそうなるような設計手法で信頼性設計のひとつ。これは装置やシステムが『必ず故障する』ということを前提にしたものである。
*諦め=もう希望や見込みがないと思ってやめる。断念する。
*排す=押しのける。しりぞける。
*伝授=伝え授けること。特に学問・宗教・芸道などの奥義(おうぎ)や秘事を伝え授けること。
『竹取物語』 角川ソフィア文庫
竹の中から生まれて翁(おきな)に育てられた美少女かぐや姫は、たくさんの求婚者(きゅうこんしゃ)を退(しりぞ)けて月の世界へ帰っていく。『源氏物語』に「物語の出で来はじめの祖なる竹取りの翁」と評されている、現存最古の物語。最新の研究成果による校注(こうちゅう)と、こなれた現代語訳を付(ふ)した文庫版の最高峰(さいこうほう)。資料・索引付き。
*翁=としとった男。老人の敬称。
*校注=古典などの文章を校訂し、注釈を加えること。また、その注釈。
*付す=添える。つけ加える
*最高峰=(その付近の)群山の中でいちばん高い峰。転じて、一群の中でいちばんすぐれた人・物。
『若竹が無い』 下田 喜久美
*下田 喜久美=昭和16年12月、大阪府堺市生まれ。大阪府泉陽高等学校卒業。
日本ペンクラブ会員、日本国際詩人協会、日本児童文学者協会会員、日本詩人クラブ、21世紀創作歌曲まほろば会員、与謝野晶子研究会代表。
1973年から若い詩人たちの育成活動を通じて、優れた朗読者を送り出している。朗読文化、関西レインボウ代表、詩と童話同人誌「このて」主宰
『沙石集』 無住一円 岩波文庫
*無住 一円=鎌倉時代後期の臨済宗の僧。字(あざな)は道鏡 (暁) 。無住は号。
梶原景時(かじわらかげとき)の一族という。
**字=
(1)成年後、実名のほかにつける別名。
(2)文人・学者などが、本名以外につける別名。
**号=学者・文人・画家などが本名のほかに用いる名。
『対話をデザインする 伝わるとはどういうことか』 細川 英雄 ちくま新書
人と話をするときに、どういう言い方をするかということばかり、気にしていませんか?対話において本当に大事なことは、対話を通して伝えたいことは何か、ということです。そして、対話を通して何を伝えるのかということは、あなた自身にしか決められません。本書では、自分の「テーマ」を発見することから始めて、話題の決め方、他者とつながり他者を理解する方法、納得と合意の形成まで、生活や仕事における対話とあなた自身の“生きる目的”の関係についてわかりやすくお話ししていきます。
『十四歳日和』 水野 瑠見 講談社
いけてるグループに入れた葉子だが、本当の自分の居場所はここではないって気づいている。でも、現実は甘くなくて(『ボーダレスガール』)。たけるは、水泳クラブで小さなころからずっと芙美といっしょだった。でも芙美に好きな人ができてから、調子がおかしい!?(『夏色プール』)。軽い気持ちで応募したオーディションの一次審査に通った律。その日から、世界が変わっていくのだけれど…(『十四歳エスケープ』)。大地は、勉強を頑張っているし、人当たりだって悪くない。でもどれだけ努力しても成績は2位。謎の1位の正体は?(『星光る』)。講談社児童文学新人賞受賞作!
*いけてる=「良い」「かっこいい」という意味。
『月白青船山(つきしろあおふねやま)』 朽木 祥 岩波書店
夏休み、旅行の計画がふいになった兵吾と主税の兄弟は、鎌倉に住む大叔父(おおおじ)さんのお屋敷に預けられることに。二人は地元の少女、静音と知り合って遊ぶようになるが、ある日、見知らぬ谷に迷い込んでしまい…。鎌倉の歴史と伝説が彩る、本格ファンタジー。
*大叔父=親のおじ。祖父母の兄弟。
『対話をデザインする 伝わるとはどういうことか』 細川 英雄 ちくま新書
人と話をするときに、どういう言い方をするかということばかり、気にしていませんか?対話において本当に大事なことは、対話を通して伝えたいことは何か、ということです。そして、対話を通して何を伝えるのかということは、あなた自身にしか決められません。本書では、自分の「テーマ」を発見することから始めて、話題の決め方、他者とつながり他者を理解する方法、納得と合意の形成まで、生活や仕事における対話とあなた自身の“生きる目的”の関係についてわかりやすくお話ししていきます。
『山田富士郎歌集』より「アビー・ロードを夢みて」 山田 富士郎 現代短歌文庫
*山田富士郎=1950- 昭和後期-平成時代の歌人。昭和25年11月4日生まれ。俳句から短歌にうつり、昭和60年未来短歌会に入会。「アビー・ロードを夢みて」で62年角川短歌賞、平成3年現代歌人協会賞。13年「羚羊譚(かもしかたん)」で寺山修司短歌賞。知的な短歌表現を目ざす。新潟県出身。立大卒。本名は富士雄。著作に「短歌と自由」。
『馬場あき子新百歌』より「世紀」 馬場 あき子 NHK出版
馬場あき子歌集『青い夜のことば』から『渾沌(こんとん)の鬱(うつ)』まで110人の「かりん」歌人による、近作110首鑑賞。歌誌「かりん」創刊40周年記念出版。
『短歌をつくろう』 栗本 京子 岩波ジュニア新書
短歌は古めかしい?難しそう?いえいえ、そんなことはありません。この本では、五・七・五・七・七のリズムにのって、楽しく短歌をつくるテクニックをたくさん紹介。標語(ひょうご)やことわざを利用したり、昔話やレシピを短歌に翻訳(ほんやく)したり、短歌の新しい世界が広がります。短歌の魅力(みりょく)とそのつくりかたが自然に身につく短歌入門。
*標語=意見・主張などを簡潔に言い表した短い文句。モットー。スローガン。
*翻訳=ある言語で表現された文章の内容を、原文に即して他の言語に移しかえること。
*魅力=人の気持を引きつけて夢中にさせる力。
『長崎夜話草』 西川 如見(にしかわ じょけん) 岩波文庫
西川如見は宋学(そうがく)を修め、天文暦算(てんもんれきさん)に長じ、また先儒(せんじゅ)の諸説やヨーロッパの説を参酌(さんしゃく)して発見する所多かった江戸時代の学者。その著書20冊余のうちから撰(えら)んだこの3書は、それぞれ町人道徳、農民経済、長崎古事等を、その博識(はくしき)を駆使(くし)して通俗(つうぞく)に談話風に書かれた処世修養(しょせいしゅうよう)の書。江戸時代の道徳を知る上に見逃すことができない名著である。
*宋学=中国、宋代に出現した新儒学の総称で、主として朱子学をさす。
*天文歴算=暦に関する理論や実際の計算・作成技術について研究する天文学の一分野。
*先儒=昔の儒者。前代の儒者。
**儒者=儒学(中国古代の儒家思想を基本にした学問。)を修めた人。儒学を講じる人。儒学者。
*参酌=他のものを参考にして長所を取り入れること。
*撰ぶ=詩歌などを集め、編集して書物にまとめる。
*博識=ひろく知識があること。また、そのさま。
*駆使=追い使うこと。特に、機能・能力などを思いのままに自由自在に使うこと。
*通俗=世間一般の人々にわかりやすく親しみやすいこと。一般向きであること。
*処世=世間と交わってうまく生活していくこと。世渡り。
*修養=知識を高め、品性を磨き、自己の人格形成につとめること。
『対話をデザインする 伝わるとはどういうことか』 細川 英雄 ちくま新書
人と話をするときに、どういう言い方をするかということばかり、気にしていませんか?対話において本当に大事なことは、対話を通して伝えたいことは何か、ということです。そして、対話を通して何を伝えるのかということは、あなた自身にしか決められません。本書では、自分の「テーマ」を発見することから始めて、話題の決め方、他者とつながり他者を理解する方法、納得と合意の形成まで、生活や仕事における対話とあなた自身の“生きる目的”の関係についてわかりやすくお話ししていきます。
『泣ける!ミステリー 父と子の物語』より「進水の日」 岡崎 琢磨 宝島社文庫
父には秘密がある。思わず涙する、父にまつわる5つのミステリー集!!
(中略)
岡崎琢磨「進水の日」機関士の父が船を降り、転属する決断をした。ともに船の仕事に憧れる友人とも別れることになり、憤慨する友人が取った不可解な行動の意味とは?そして、父の深い愛情とは?
(中略)
友清哲「家に帰ったら」とある夫婦が子どもを授かった。父になる決意を、男は固めるが……。彼にはとんでもない大きな秘密があった。
『宇宙はなぜ哲学の問題になるのか』 伊藤 邦武 ちくまプリマー新書
「宇宙に果てはあるのか」「広大な宇宙の片隅に住む私たちとは何者なのだろう」―誰もが一度はとらえられるこうした問題。プラトンもカントもウィトゲンシュタインも、その哲学の原点は宇宙への問いだった。宇宙を切り口に学ぶ、いちばんやさしい哲学入門。
『駒音高く』 佐川 光晴 実業之日本社
プロを志す中学生、引退間際の棋士、将棋会館の清掃員…。勝負の世界で歩を進める七人の青春。青春・家族小説の名手(めいしゅ)が温かなまなざしで描く珠玉(しゅぎょく)の連作短編集。
*名手=すぐれた技量をもつ人。名人。
*珠玉=尊いもの、美しいもの、賞すべきものの例え。
『古本説話集』 講談社学術文庫
鎌倉時代初期成立と見られる撰者未詳(せんじゃみしょう)の無名説話(せつわ)集が昭和十八年に発見され、斯界(しかい)の耳目(じもく)を驚かせた。そして、原本が散佚(さんいつ)した『宇治大納言物語』の流れを汲(く)むこの作品は、日本古典文学の貴重な財宝となった。貫之(つらゆき)・躬恒(みつね)・和泉式部・赤染衛門(あかぞめえもん)など、王朝歌人たちの逸話(いつわ)を多く集め、宮廷文化の典雅(てんが)な世界が展開する。上巻は、和歌説話集で、世俗(せぞく)説話四十六話を収録。
*撰者=詩歌・文章・書物等の作者。また、作品をえらび集めて一つの書物にまとめる人。
*未詳=まだ詳しく知れていないこと。
*説話=人々の間に語り伝えられた話で、神話・伝説・民話などの総称。
*斯界=この(専門)社会。この分野。
*耳目=多くの人々の注意。
*散佚=まとまっていた書物・文献などが散り失せて所在がわからなくなってしまうこと。
*逸話=世間にあまり知られていない、興味のある話。エピソード。
*典雅=整っていて上品に美しいさま。
*世俗=世の中の風俗・習慣。世のならわし。
『淮南子(えなんじ/わいなんし)』 劉安 明示書
中国、前漢時代の哲学書。21編。淮南(わいなん)王劉安(りゅうあん)が編纂(へんさん)させた「鴻烈(こうれつ)」の現存する部分。道家思想を基礎に周末以来の諸家(しょか)の説を取り入れ、治乱興亡(ちらんこうぼう)・逸事(いつじ)などを体系的に記述。
*淮南=中国の、淮河以南、揚子江以北の地方。
*劉安=前漢の皇族・学者
*編纂=多くの材料を集め、またはそれに手を加えて、書物の内容をまとめること。
*鴻烈=非常に大きなてがら。
*道家=老子,荘子を代表とする諸子百家の一つ。
**諸子百家=中国の春秋戦国時代に現れた学者・学派の総称。
諸子:孔子、老子、荘子、墨子、孟子、荀子などの人物を指す。
百家:儒家、道家、墨家、名家、法家などの学派を指す。
*諸家=多くのいろいろな人。特に、その道の専門家・研究者として認められている人々。
*治乱興亡=世の中が治まって盛んになることと、乱れて衰えること。
*逸事=世間に知られていない隠れた事柄。