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【お勧め図書】◆福島県立高校入試問題出典◆

『若竹が無い』 下田 喜久美



*下田 喜久美=昭和16年12月、大阪府堺市生まれ。大阪府泉陽高等学校卒業。
日本ペンクラブ会員、日本国際詩人協会、日本児童文学者協会会員、日本詩人クラブ、21世紀創作歌曲まほろば会員、与謝野晶子研究会代表。
1973年から若い詩人たちの育成活動を通じて、優れた朗読者を送り出している。朗読文化、関西レインボウ代表、詩と童話同人誌「このて」主宰



『沙石集』 無住一円 岩波文庫



*無住 一円=鎌倉時代後期の臨済宗の僧。字(あざな)は道鏡 (暁) 。無住は号。
梶原景時(かじわらかげとき)の一族という。
**字=
(1)成年後、実名のほかにつける別名。
(2)文人・学者などが、本名以外につける別名。
**号=学者・文人・画家などが本名のほかに用いる名。



『対話をデザインする 伝わるとはどういうことか』 細川 英雄 ちくま新書



人と話をするときに、どういう言い方をするかということばかり、気にしていませんか?対話において本当に大事なことは、対話を通して伝えたいことは何か、ということです。そして、対話を通して何を伝えるのかということは、あなた自身にしか決められません。本書では、自分の「テーマ」を発見することから始めて、話題の決め方、他者とつながり他者を理解する方法、納得と合意の形成まで、生活や仕事における対話とあなた自身の“生きる目的”の関係についてわかりやすくお話ししていきます。



『十四歳日和』 水野 瑠見 講談社



いけてるグループに入れた葉子だが、本当の自分の居場所はここではないって気づいている。でも、現実は甘くなくて(『ボーダレスガール』)。たけるは、水泳クラブで小さなころからずっと芙美といっしょだった。でも芙美に好きな人ができてから、調子がおかしい!?(『夏色プール』)。軽い気持ちで応募したオーディションの一次審査に通った律。その日から、世界が変わっていくのだけれど…(『十四歳エスケープ』)。大地は、勉強を頑張っているし、人当たりだって悪くない。でもどれだけ努力しても成績は2位。謎の1位の正体は?(『星光る』)。講談社児童文学新人賞受賞作!

*いけてる=「良い」「かっこいい」という意味。

【お勧め図書】◆茨城県立高校入試問題出典◆

『月白青船山(つきしろあおふねやま)』 朽木 祥 岩波書店



夏休み、旅行の計画がふいになった兵吾と主税の兄弟は、鎌倉に住む大叔父(おおおじ)さんのお屋敷に預けられることに。二人は地元の少女、静音と知り合って遊ぶようになるが、ある日、見知らぬ谷に迷い込んでしまい…。鎌倉の歴史と伝説が彩る、本格ファンタジー。

*大叔父=親のおじ。祖父母の兄弟。



『対話をデザインする 伝わるとはどういうことか』 細川 英雄 ちくま新書



人と話をするときに、どういう言い方をするかということばかり、気にしていませんか?対話において本当に大事なことは、対話を通して伝えたいことは何か、ということです。そして、対話を通して何を伝えるのかということは、あなた自身にしか決められません。本書では、自分の「テーマ」を発見することから始めて、話題の決め方、他者とつながり他者を理解する方法、納得と合意の形成まで、生活や仕事における対話とあなた自身の“生きる目的”の関係についてわかりやすくお話ししていきます。



『山田富士郎歌集』より「アビー・ロードを夢みて」 山田 富士郎 現代短歌文庫



*山田富士郎=1950- 昭和後期-平成時代の歌人。昭和25年11月4日生まれ。俳句から短歌にうつり、昭和60年未来短歌会に入会。「アビー・ロードを夢みて」で62年角川短歌賞、平成3年現代歌人協会賞。13年「羚羊譚(かもしかたん)」で寺山修司短歌賞。知的な短歌表現を目ざす。新潟県出身。立大卒。本名は富士雄。著作に「短歌と自由」。



『馬場あき子新百歌』より「世紀」 馬場 あき子 NHK出版



馬場あき子歌集『青い夜のことば』から『渾沌(こんとん)の鬱(うつ)』まで110人の「かりん」歌人による、近作110首鑑賞。歌誌「かりん」創刊40周年記念出版。



『短歌をつくろう』 栗本 京子 岩波ジュニア新書



短歌は古めかしい?難しそう?いえいえ、そんなことはありません。この本では、五・七・五・七・七のリズムにのって、楽しく短歌をつくるテクニックをたくさん紹介。標語(ひょうご)やことわざを利用したり、昔話やレシピを短歌に翻訳(ほんやく)したり、短歌の新しい世界が広がります。短歌の魅力(みりょく)とそのつくりかたが自然に身につく短歌入門。

*標語=意見・主張などを簡潔に言い表した短い文句。モットー。スローガン。
*翻訳=ある言語で表現された文章の内容を、原文に即して他の言語に移しかえること。
*魅力=人の気持を引きつけて夢中にさせる力。

【お勧め図書】◆栃木県立高校入試問題出典◆

『長崎夜話草』 西川 如見(にしかわ じょけん) 岩波文庫



西川如見は宋学(そうがく)を修め、天文暦算(てんもんれきさん)に長じ、また先儒(せんじゅ)の諸説やヨーロッパの説を参酌(さんしゃく)して発見する所多かった江戸時代の学者。その著書20冊余のうちから撰(えら)んだこの3書は、それぞれ町人道徳、農民経済、長崎古事等を、その博識(はくしき)を駆使(くし)して通俗(つうぞく)に談話風に書かれた処世修養(しょせいしゅうよう)の書。江戸時代の道徳を知る上に見逃すことができない名著である。

*宋学=中国、宋代に出現した新儒学の総称で、主として朱子学をさす。
*天文歴算=暦に関する理論や実際の計算・作成技術について研究する天文学の一分野。
*先儒=昔の儒者。前代の儒者。
**儒者=儒学(中国古代の儒家思想を基本にした学問。)を修めた人。儒学を講じる人。儒学者。
*参酌=他のものを参考にして長所を取り入れること。
*撰ぶ=詩歌などを集め、編集して書物にまとめる。
*博識=ひろく知識があること。また、そのさま。
*駆使=追い使うこと。特に、機能・能力などを思いのままに自由自在に使うこと。
*通俗=世間一般の人々にわかりやすく親しみやすいこと。一般向きであること。
*処世=世間と交わってうまく生活していくこと。世渡り。
*修養=知識を高め、品性を磨き、自己の人格形成につとめること。



『対話をデザインする 伝わるとはどういうことか』 細川 英雄 ちくま新書



人と話をするときに、どういう言い方をするかということばかり、気にしていませんか?対話において本当に大事なことは、対話を通して伝えたいことは何か、ということです。そして、対話を通して何を伝えるのかということは、あなた自身にしか決められません。本書では、自分の「テーマ」を発見することから始めて、話題の決め方、他者とつながり他者を理解する方法、納得と合意の形成まで、生活や仕事における対話とあなた自身の“生きる目的”の関係についてわかりやすくお話ししていきます。



『泣ける!ミステリー 父と子の物語』より「進水の日」 岡崎 琢磨 宝島社文庫



父には秘密がある。思わず涙する、父にまつわる5つのミステリー集!!
(中略)
岡崎琢磨「進水の日」機関士の父が船を降り、転属する決断をした。ともに船の仕事に憧れる友人とも別れることになり、憤慨する友人が取った不可解な行動の意味とは?そして、父の深い愛情とは?
(中略)
友清哲「家に帰ったら」とある夫婦が子どもを授かった。父になる決意を、男は固めるが……。彼にはとんでもない大きな秘密があった。

【お勧め図書】◆群馬県立高校入試問題出典◆

『宇宙はなぜ哲学の問題になるのか』 伊藤 邦武 ちくまプリマー新書



「宇宙に果てはあるのか」「広大な宇宙の片隅に住む私たちとは何者なのだろう」―誰もが一度はとらえられるこうした問題。プラトンもカントもウィトゲンシュタインも、その哲学の原点は宇宙への問いだった。宇宙を切り口に学ぶ、いちばんやさしい哲学入門。



『駒音高く』 佐川 光晴 実業之日本社



プロを志す中学生、引退間際の棋士、将棋会館の清掃員…。勝負の世界で歩を進める七人の青春。青春・家族小説の名手(めいしゅ)が温かなまなざしで描く珠玉(しゅぎょく)の連作短編集。

*名手=すぐれた技量をもつ人。名人。
*珠玉=尊いもの、美しいもの、賞すべきものの例え。



『古本説話集』 講談社学術文庫



鎌倉時代初期成立と見られる撰者未詳(せんじゃみしょう)の無名説話(せつわ)集が昭和十八年に発見され、斯界(しかい)の耳目(じもく)を驚かせた。そして、原本が散佚(さんいつ)した『宇治大納言物語』の流れを汲(く)むこの作品は、日本古典文学の貴重な財宝となった。貫之(つらゆき)・躬恒(みつね)・和泉式部・赤染衛門(あかぞめえもん)など、王朝歌人たちの逸話(いつわ)を多く集め、宮廷文化の典雅(てんが)な世界が展開する。上巻は、和歌説話集で、世俗(せぞく)説話四十六話を収録。

*撰者=詩歌・文章・書物等の作者。また、作品をえらび集めて一つの書物にまとめる人。
*未詳=まだ詳しく知れていないこと。
*説話=人々の間に語り伝えられた話で、神話・伝説・民話などの総称。
*斯界=この(専門)社会。この分野。
*耳目=多くの人々の注意。
*散佚=まとまっていた書物・文献などが散り失せて所在がわからなくなってしまうこと。
*逸話=世間にあまり知られていない、興味のある話。エピソード。
*典雅=整っていて上品に美しいさま。
*世俗=世の中の風俗・習慣。世のならわし。



『淮南子(えなんじ/わいなんし)』 劉安 明示書



中国、前漢時代の哲学書。21編。淮南(わいなん)王劉安(りゅうあん)が編纂(へんさん)させた「鴻烈(こうれつ)」の現存する部分。道家思想を基礎に周末以来の諸家(しょか)の説を取り入れ、治乱興亡(ちらんこうぼう)・逸事(いつじ)などを体系的に記述。

*淮南=中国の、淮河以南、揚子江以北の地方。
*劉安=前漢の皇族・学者
*編纂=多くの材料を集め、またはそれに手を加えて、書物の内容をまとめること。
*鴻烈=非常に大きなてがら。
*道家=老子,荘子を代表とする諸子百家の一つ。
**諸子百家=中国の春秋戦国時代に現れた学者・学派の総称。
 諸子:孔子、老子、荘子、墨子、孟子、荀子などの人物を指す。
 百家:儒家、道家、墨家、名家、法家などの学派を指す。
*諸家=多くのいろいろな人。特に、その道の専門家・研究者として認められている人々。
*治乱興亡=世の中が治まって盛んになることと、乱れて衰えること。
*逸事=世間に知られていない隠れた事柄。

【お勧め図書】◆群馬県立高校入試問題出典◆

『無名草子』 新潮社



好評シリーズが装(よそお)いを新たに。古語辞典は不要です!昔男をめぐる珠玉(しゅぎょく)の歌物語の数々が「みやび」な世界を織(お)りなす『伊勢物語』。継母(けいぼ/ままはは)にいじめられ、「落窪(おちくぼ)の君」と呼ばれていた女君(おんなぎみ)の波瀾万丈(はらんばんじょう)の運命を描く、平安時代のシンデレラストーリー『落窪物語』。座談(ざだん)形式で、『源氏物語』や『伊勢物語』を論じ小野小町や清少納言や紫式部を批評(ひひょう)する、中世初期の異色評論『無名草子(むみょうぞうし)』。

*珠玉=美しいもの、りっぱなもののたとえ。特に、詩文などのすぐれたものを賞していう。
**賞する=ほめたたえる
*みやび=ものの趣を解(かい)し、けだかく、動作なども優美(ゆうび)なこと。
*継母=血をわけぬ母。父の後妻。けいぼ。
*女君=貴族の息女(身分ある人の娘のこと。)の敬称。姫君。
*波瀾万丈=劇的な変化に富んでいること。
**劇的=劇を見ているように緊張や感動をおぼえるさま。
*座談=すわって気楽に話し合うこと。
*批評=事物の善悪・優劣・是非などについて考え、評価すること。
**優劣=すぐれていることと、おとっていること。
**是非=良い(=是)ことと悪い(=非)こと。



『易経』 明治書院



「易経(えききょう)」は、「易」「周易(しゅうえき)」とも呼ばれる。古くは民間の占いに用いられていた占筮(せんぜい)書であったが、のちに儒家(じゅか)に取り入れられ、長い間、儒教の経典(きょうてん)として広く読まれた。「易」はメタファーの世界である。あらゆる現象を陰陽消長の理によって解釈し、日常の言語では把握し得ない天地自然の動きを隠喩・暗喩・象徴体系によって表しているため、難解と思われがちであるが、本書では、できる限り平易な解説を試みた。豊かな想像力を広げて、「易」の世界を鳥瞰(ちょうかん)していただきたい。

*占筮=筮竹(ぜいちく)で卦(け)を立てて吉凶を占うこと。また、その占い。
**筮竹=うらないに用いる竹製の細い棒。竹製のめどぎ。ふつう、五〇本とする。
**卦=易で算木(さんぎ)に出た象(かたち)。これで吉凶を占う。
*儒家=儒教の学者のこと。
*経典=その宗教の教えをしるした、基本的な書物。
*陰陽消長(いんようしょうちょう)=陰陽はいつも静止・不変の状態ではなく、お互いの力関係に基づいて常に変化しています。 これを、「消長(しょうちょう)」といいます。
*鳥瞰=高い所から見おろし眺めること。転じて、全体を大きく眺め渡すこと。



『科学と非科学 その正体を探る』 中屋敷 均 講談社現代新書



現代社会の「薄闇(うすやみ)」に光をあてた極上のサイエンスエッセイ。低線量被曝(ひばく)や残留農薬について、なぜ専門家は「大体、安全」としか言えない?インフルエンザのリスクに私たちはどこまで備えるべき?いま日本の科学研究の現場では、いったい何が起きているのか?何が「真実」で「異端(いたん)」なのか。科学の可能性と限界を見つめ私たちが生きる意味を捉えなおす。

*薄闇=何とかものの形などがわかる程度の暗さ。
*被曝=放射線に曝(さら)されること。
⇒被爆=爆撃など爆発物による被害全般のこと。
*異端=その世界や時代で正統とする信仰や思想などから、はずれていること。

【お勧め図書】◆千葉県立高校入試問題出典◆

『ままならないから私とあなた』 朝井 リョウ 文春文庫



天才少女と呼ばれ、成長に従い無駄(むだ)なことを切り捨てていく薫と、無駄なものにこそ人のあたたかみが宿ると考える雪子。すれ違う友情と人生の行方を描く表題作。男が先輩(せんぱい)の結婚式で出会った美女は、人間関係を「レンタル」で成立させる業者だった―「レンタル世界」。既存の価値観を心地よく揺さぶる二篇を収録。



『翻訳ってなんだろう? あの名作を訳してみる』 鴻巣 友季子 ちくまプリマー新書



翻訳(ほんやく)とは、なにをするものなのだろうか?訳してみて初めてわかる、翻訳の醍醐味(だいごみ)と名作の魅力(みりょく)。翻訳家と生徒たちが、対話しながら翻訳を実践(じっせん)するなかで、誰もが知っているはずの名作の世界が、まったく違って見えてくる!

*翻訳=ある言語で表現された文章の内容を、原文に即して他の言語に移しかえること。
**即する=ぴったり適合する。
*醍醐味=物事の本当のおもしろさ。深い味わい。
*実践=主義・理論などを実際に自分で行うこと。



『奇談雑史(きだんざつし)』 宮負 定雄 ちくま学芸文庫



「人魂を捕らひし人の事」「神隠しの男子の事」「蛇に犯されし女の事」「神童寅吉が事」…ここには、霊異(れいい)、霊験(れいけん)、神異(しんい)、冥界(めいかい)、祟(たた)り、生霊(いきりょう)、怨霊(おんりょう)、現世(うつしよ)と幽世(かくりよ)など、ありとあらゆる奇異(あや)しい話が収集されている。それは、畏怖(いふ)の念であるとともに、日本人の心の深層(しんそう)に潜(ひそ)む宗教意識にほかならない。柳田国男は、本書の「紀州八木山の里山神祭の事」から名論文「山の神とヲコゼ」を生み、ほかにも珍(めず)しい話をさまざま摘記(てっき)し自説の展開に生かしている。日本民俗学、説話文学の幻の名著。今回、新たに発見された著者自筆本を校訂(こうてい)し、語注を付す。

*霊異=人知でははかりしれない不思議なこと。また、そのさま。
*霊験=祈願(きがん)、信仰(しんこう)に対して与えられる不可思議な感応あるいは利益。
**感応=外界からの刺激によって心が深く感じ動くこと。
*神異=人間わざでない、不思議なこと。
*冥界=死後の世界。あの世。冥途(めいど)。
*祟り=神仏や怨霊(おんりょう)などによって災厄(さいやく)をこうむること。
**災厄=わざわい。災難(=不意に起こる不幸事。)。
*生霊=生きている人の恨(うら)みや執念(しゅうねん)が怨霊となって人にたたるもの。
**執念=執着して離れない心。物事にとらわれた心。
***執着=ある物・事に強くひかれ、深く思い込んでどうしても忘れ切れないこと。
*怨霊=受けた仕打ちにうらみを抱いて、たたりをする霊。
*現世=この世。現世。
*幽世=死んだ人の行く世。あの世。
*畏怖=おそれおののくこと。
*深層=奥深くに隠れている部分。
*摘記=概要(がいよう)・要点を、かいつまんでしるすこと。また、その記事。
**概要=全体の要点をとりまとめたもの。大体のところ。あらまし。
*校訂=古書などの本文を、諸本と比べ合わせて正すこと。

【お勧め図書】◆埼玉県立高校入試問題出典◆

『君と読む場所』 三川 みり 新潮文庫



鈴川有季は、職場体験に図書館を選んだ。一緒に実習する森田麻友は、隣のクラスだが記憶にない。まして繊細(せんさい)で無口な女の子と話すきっかけなど考えつくはずもなかった。ところが、時代小説『さぶ』が二人の距離を近づけることに…。一方、年の離れた「友だち」である七曲老人が引き籠(こ)もりになってしまう。彼の心の扉(とびら)を開くため、有季はある本を届けるが―人と本を繋ぐ(つなぐ)物語。

*繊細=感情などがこまやかなこと。また、そのさま。デリケート。
*引き籠もり=長期間にわたり自宅や自室に閉じこもり、社会的な活動に参加しない状態が続くこと。



『文化人類学の思考法』より「自然と知識-環境をどうとらえるか?」 中空 萌 世界思想社



文化人類学というユニークな学問が育ててきた思考の道具がたくさん詰(つ)まった「道具箱」のような本。文化人類学の古典から最前線の研究までを見通し、答えに辿(たど)り着くためのルートの探索法(たんさくほう)やアプローチの方法等のヒントを伝える。

*探索=未知(¬=まだ知ら(れてい)ないこと。)の事柄などをさぐり調べること。
*アプローチ=対象や目標に近づく(迫る)こと。接近。



『無名草子』 新潮社



好評シリーズが装(よそお)いを新たに。古語辞典は不要です!昔男をめぐる珠玉(しゅぎょく)の歌物語の数々が「みやび」な世界を織りなす『伊勢物語』。継母(けいぼ/ままはは)にいじめられ、「落窪(おちくぼ)の君」と呼ばれていた女君(おんなぎみ)の波瀾万丈(はらんばんじょう)の運命を描く、平安時代のシンデレラストーリー『落窪物語』。座談(ざだん)形式で、『源氏物語』や『伊勢物語』を論じ小野小町や清少納言や紫式部を批評(ひひょう)する、中世初期の異色評論『無名草子』。

*珠玉=美しいもの、りっぱなもののたとえ。特に、詩文などのすぐれたものを賞していう。
**賞する=ほめたたえる
*みやび=ものの趣を解(かい)し、けだかく、動作なども優美(ゆうび)なこと。
*継母=血をわけぬ母。父の後妻。けいぼ。
*女君=貴族の息女(身分ある人の娘のこと。)の敬称。姫君。
*波瀾万丈=劇的な変化に富んでいること。
**劇的=劇を見ているように緊張や感動をおぼえるさま。
*座談=すわって気楽に話し合うこと。
*批評=事物の善悪・優劣・是非などについて考え、評価すること。
**優劣=すぐれていることと、おとっていること。
**是非=良い(=是)ことと悪い(=非)こと。

【お勧め図書】◆神奈川県立高校入試問題出典

『伊曾保物語』 岩波文庫



1593年の天草本『イソポのハプラス』で初めて日本に紹介されたイソップは、江戸初期以来、各種の『伊曾保物語』の出版により広く日本中に普及した。誰もが親しんだ『イソップ寓話集(ぐうわしゅう)』を、江戸時代の人々と同様に、やさしい文語体の古文で読み、浮世絵師描くところの挿絵(さしえ)とともに味わう1冊。付録の『絵入教訓近道』など豊富な資料を集め、日本における多様なイソップ受容(じゅよう)をたどることができる。

*寓話集=比喩(ひゆ)によって人間の生活に馴染(なじ)みの深いできごとを見せ、それによって諭(さと)すことを意図(いと)した物語。
**比喩=何かを他の何かに置きかえ、説明すること。
(例)リンゴのように赤い頬(ほお)=頬をリンゴにたとえている。
**諭す=物事の道理(=物事の筋道)をよく言い聞かせてわからせる。
**意図=何かをしようと考えること。
*文語体=昔の言葉で書かれ、前時代的で古典文学に用いられるような文章。
⇔口語体=現代の言葉で書かれている文章。
*挿絵=新聞・雑誌・書籍などで、文章の理解を助けたり、興味をもたせたりするために入れる絵。
*受容=受け入れて取り込むこと。



『洗濯屋三十次郎』 野中 ともそ 光文社



優秀な兄に代わって中島クリーニングの店長を引き継ぐことになった、三十次郎。しかし、先代のときからずっと仕えてきた荷山長門は、何のクリーニング知識も持たぬ能天気(のうてんき)な若者に、不安を感じていた。どこかかみ合わない二人。そんな彼らのお店にある日、ナコという少女がやってくる。少女の持ってきたブラウスには、ケチャップの染みと祖父(そふ)の遺灰(いはい)がかかっていた。少女は、おじいちゃんの灰は取らないでとお願いするのだが…。服の汚れ、人の心の染み、そこについて残った想いに気づいたとき、昨日の染みは明日への希望に繋(つな)がっていく―心が強く震える傑作小説の誕生!

*能天気=悩みなどなく、何も考えていないこと。
*祖父=父や母の父親。おじいさん。
*遺灰=火葬(かそう)にしたあとに残る、灰状になった骨。



『科学と非科学 その正体を探る』 中屋敷 均 講談社現代新書



現代社会の「薄闇(うすやみ)」に光をあてた極上のサイエンスエッセイ。低線量被曝(ひばく)や残留農薬について、なぜ専門家は「大体、安全」としか言えない?インフルエンザのリスクに私たちはどこまで備えるべき?いま日本の科学研究の現場では、いったい何が起きているのか?何が「真実」で「異端(いたん)」なのか。科学の可能性と限界を見つめ私たちが生きる意味を捉えなおす。

*薄闇=何とかものの形などがわかる程度の暗さ。
*被曝=放射線にさらされる(曝される)こと。
⇒被爆=爆撃など爆発物による被害全般のこと。
*異端=その世界や時代で正統とする信仰や思想などから、はずれていること。

ご入学・ご進級おめでとうございます!

Dr.関塾 新川1丁目校のホームページにお越しいただき、誠にありがとうございます。

保護者の皆様におかれましては、
お子様のご入学・ご進級、誠におめでとうございます。

例年ですと、新しい学年を迎えるにあたり、気持ちもリフレッシュされ、
『やる気と意欲』に満ち満ちているお子様も多くいらっしゃる時期ですが、
今年はかなり様子が異なり、新型コロナウィルスの影響により、
臨時休校をはじめ、お住まいの地域にて、さまざまなことが起き、
落ち着かない状況が、しばらく続くことが考えられます。

いずれにいたしましても、3月中例年通り授業が行われ、春休みに入り、
新学期を迎える学校はほとんどないのではないでしょうか?

また、「新型コロナウイルスの感染拡大をうけて
臨時休校から春休みに入っている都立高校などについて、
東京都教育委員会は来月大型連休が終わるまで休校とする」
というニュースをご存知の方は非常に多いと思います。

当然ながら、(3/2月~の)臨時休校、
及び、上記「来月大型連休が終わるまで休校とする」決定は、
新型コロナウイルス感染予防のために実施されていますので、
「感染しないように、不要不急の外出は極力避け、自宅で安全に過ごすように」
指示されています。

そのような状況下ですから、当然家庭学習が中心になりますが、
ご家庭は「生活環境」であり、よほど強い意志がありませんと、
自分のペースで「学習」を進めるのは難しいのではないでしょうか?

Dr.関塾 新川1丁目校では、近隣の小中高校が休校の間も、
感染拡大防止に細心の注意を払いながら、通常通り、教室運営いたします。
*詳細は、以下のリンク
【教室における新型コロナウイルス対策に関するお知らせ】
をご確認ください。

この時期から、ゴールデンウィーク明けまでに、いちばん心がけたいことは、

「前学年に学習した内容の総復習」です。

取りこぼしがありますと、
今年の内容がスムーズに理解できないことが考えられます。

・どこを苦手としているのか?
・何から手をつけていいか?
・どのように確認していくのが効果的か?などなど…
わからないことが多いと思います。
「完全個別指導」の関塾では、個々それぞれに必要な、
現時点での課題=苦手単元を把握してもらい、
次学年に結び付けていくサポートをいたします。

そこで、関塾における指導について知っていただきたく、
以下の内容にて、新年度【無料体験】~限定15名~を実施いたします。

最後に…「The future is now.(未来とは、今である)」

これはアメリカの文化人類学者・マーガレット・ミードさんの言葉です。

「未来」とは、【今】の連続です。
「昨日」の(あなたの)過ごし方によって、【今】の“あなた”が決まります。

例えば、「昨日」英単語を、5つ暗記したとしたら、
【今】の“あなた”は、(今までは知らなかった)英単語を、5つ覚えている
「昨日」から見た「未来」の“あなた”です。

つまり、「現在」も立派な「未来」のカタチです。
【今】この1秒1秒が、かけがえのない、非常に大切なモノです。

そして、その【今】何を「選択」するかにより、「未来」が変わります。
*一度に二つや、三つのことをすることはできません。
何かを「選んだら」何かを「捨てなければ」なりせん。

是非とも関塾を大いに活用し、その時々において、ベストの「選択」をし、
皆さんにとって、本当にほしい「未来」を手に入れてください!

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《新年度【無料体験】実施要項》

◆科 目◆ 数学(算数)英語 国語 理科 社会 から1科目を選択
◆対 象◆ 小学生 中学生 高校生 ※初めての方に限ります
◆期 間◆ お申込日より2週間以内に45分×4回を実施
◆学 費◆ 教材費として1,000円(税込)をいただきます
◆時間割◆ 月曜日~金曜日
      ①15:20~16:50
      ②17:00~18:30
      ③18:40~20:10
      ④20:20~21:50
◆コース◆ 生徒2名 対 講師1名の体験コース

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【お勧め図書】◆東京都立高校入試問題出典◆

『動物学科空手道部1年高田トモ!』 片川 優子 双葉文庫



将来は動物に関わる仕事がしたい、トモはそう思って大学を決めた。「いっさい女らしさを捨てる」「一つのことをやりきる」と心に誓い、空手道部に入部する。つなぎを着て子牛の世話をし、道着に着替えて空手の練習に励(はげ)む日々。そして不器用な恋も始まって…。現役獣医学生の著者が描く、青春満喫度(まんきつど)100%のキャンパスライフストーリー。

*満喫=心ゆくまで十分に味わうこと、または十分に味わうことによって心から満足を得ること。


『文化人類学の思考法』より「技術と環境」 山崎 吾郎 世界思想社



文化人類学というユニークな学問が育ててきた思考の道具がたくさん詰まった「道具箱」のような本。文化人類学の古典から最前線の研究までを見通し、答えに辿(たど)り着くためのルートの探索法(たんさくほう)やアプローチの方法等のヒントを伝える。

*探索=未知の事柄などをさぐり調べること。
*アプローチ=対象や目標に近づく(迫る)こと。接近。


『佐佐木幸綱の世界12』 佐佐木 幸綱、森本 哲郎 河出書房新社



たえず時代の先端を走り短歌1300年の伝統を雄々(おお)しく現代に謳(うた)い上げる佐佐木幸綱の全貌(ぜんぼう)。

*佐佐木幸綱=昭和後期~平成時代の歌人、国文学者。昭和13年10月8日生まれ。佐佐木信綱の孫。佐佐木治綱・佐佐木由幾の長男。早大在学中から「心の花」に参加し、昭和49年編集長。「群黎(ぐんれい)」(46年現代歌人協会賞)などで、男性的な力づよい歌をよむ。63年早大教授。平成6年「滝の時間」で迢空(ちょうくう)賞。12年「アニマ」で芸術選奨。16年「はじめての雪」などで現代短歌大賞。20年芸術院会員。24年「ムーンウォーク」で読売文学賞。東京出身。
*雄々しい=力強く勇ましいさま。
*謳い上げる=歌や文章などに自分の感情をうまく表現すること。
*全貌=全体の姿。物事の全体のありさま。



『新編日本古典文学全集44 徒然草(つれづれぐさ)』 兼好法師 小学館



*徒然草=吉田兼好(兼好法師、兼好、卜部兼好)が書いたとされる随筆。 清少納言『枕草子』、鴨長明『方丈記』とならび日本三大随筆の一つと評価されている。
*兼好法師=鎌倉末・南北朝時代の歌人・随筆家。弘安6年(1283)頃生。二条派の和歌四天王と称される。観応3年(1352)没。