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  • 無料で秋期講習会~読書の秋・勉強の秋~

    夏休みも終わり、残暑は厳しいながら朝晩は過ごしやすくなり、秋めいてきました。

    秋は穏やかな気候であり、過ごしやすく、何をするにも良い季節ですね。

    ・読書の秋
    ・スポーツの秋
    ・食欲の秋(「味覚の秋」などという言葉もありますね。)
    ・芸術の秋

    などという言葉を耳にしたことがあると思いますが、
    皆さんは「何の秋」にしたいですか?

    私たちDr.関塾 新川1丁目校がお勧めするのは、
    ズバリ「読書の秋」&「勉強の秋」です!

    ◎読書の秋…Dr.関塾 新川1丁目校では、

    『2019年度 全国公立高校入試 国語出典一覧』を作成しました。

    興味がある本を見つけ、秋の夜長を読書で過ごしてみましょう。
    (ただ、あまり無我夢中になり過ぎて夜更かししないように注意してください。)

    ◎勉強の秋…Dr.関塾 新川1丁目校では、

    『無料で秋期個別講習会~限定20名~』を実施します。

    夏休みモードから勉強モードにスイッチを切り替え、個別指導の授業で
    秋以降の勉強に備えましょう。
    なお、定員に限りがありますので、お早めにお申し込みください。

    【無料で秋期個別講習会 実施要項】
    ◆科 目◆ 数学(算数)英語 国語 理科 社会 から1科目を選択
    ◆対 象◆ 小学生 中学生 高校生 ※初めての方に限ります
    ◆期 間◆ お申込日より2週間以内に45分×4回を実施
          *小学4年生以上は、90分×2回にてご提案しています。
    ◆学 費◆ 教材費として1,000円(税込)かかります
    ◆時間割◆ 月曜日~土曜日
          ①15:20~16:50 ②17:00~18:30
          ③18:40~20:10 ④20:20~21:50
    ◆コース◆ 生徒2名 対 講師1名の体験コース
    ◆内 容◆ 事前に科目・単元をご相談の上、授業を行ないます。

    ★併せて、9/16(月)~11/15(金)まで、

     【お友だち紹介キャンペーン】も実施中です。
     (詳細は、【プレゼントキャンペーンはこちら】をクリック)


    ご兄弟姉妹や、現在通塾中の関塾生からの紹介だけでなく、卒塾生紹介もOK!
    Dr.関塾 新川1丁目校に通塾しているお知り合いがいらっしゃいましたら
    「〇〇くん、〇〇さんの知り合い(紹介)です」とひと言お願いいたします。

    「入塾してくれたあなた」と、「紹介してくれた方」どちらにも
    ささやかなプレゼントを差し上げます!
  • ロボット体験会実施中!

    2020年から小学校の授業でプログラミング授業が必修化されます。

    「人口知能の発達で、人間の仕事の半分近くが機械に奪われる」
    「現代の小学生の65%は、今は存在していない職業に就く」
    といったニュースをご存知でしょうか?

    そのため子どもたちは、
    未来を生き抜く力となる、「21世紀型スキル」を身につける必要があります。

    *「21世紀型スキル」とは、
    「批判的に考える」
    →あらゆる物事の問題を特定して、適切に分析することによって最適解に辿り着くための思考方法
    「問題を発見し、解決する」
    「他者とコミュニケーションをとり、協力する」
    「自立的に学習する」
    「情報技術を使いこなす」など、これからの時代に必要とされる「世界標準スキル」の総称

    そこで、現在Dr.関塾 新川1丁目校では、
    グローバルな社会を生き抜く力を備えた子どもを育てるために、
    「英語」に続く世界の共通言語といわれるプログラミングを、
    小学校の授業で必修化される前に学べるよう、
    ロボット・プログラミング講座を行なっています。

    この講座を受講すると、
    「創造力」「問題解決能力」
    に磨きをかけることができます。

    なお、現在、第2・第4日曜日11時~
    【親子ペア3組限定 無料親子体験&説明会(要予約)】を実施しています!

    お気軽にお問い合わせください。
  • 【お勧め図書】◆福井県立高校入試問題出典◆

    『図書 2018年6月号』より「上手い、おもしろい」 齋藤 亜矢 岩波書店

    齋藤 亜矢氏は、京都造形芸術大学の准教授です。
    ご興味がある方は、「齋藤 亜矢」と検索してみてください。



    『天翔(あまが)ける』 葉室 麟 KADOKAWA
    ◎天翔ける=神や人などの霊魂が空を飛び走る。


    文久3年(1863)。北陸の要・越前福井藩の家中(かちゅう)は異様(いよう)な緊迫感(きんぱくかん)に包まれていた。京の尊攘派(そんじょうは)激徒(げきと)を鎮(しず)めるべく、兵を挙げて上洛(じょうらく)すべきか否(いな)か。重大な決断を迫られた前藩主・松平春嶽(まつだいらしゅんがく)が思案(しあん)をしている折、幕府の軍艦奉行(ぐんかんぶぎょう)並・勝海舟の使いが来ているとの報(しら)せがあった。使いは浪人体(ろうにんてい)のむさくるしい男だという。名は、坂本龍馬。彼の依頼を即決した上で、上洛についての意見を聞いた春嶽は―。旧幕府にあって政権を担当し、新政府にあっても中枢(ちゅうすう)の要職に就(つ)いた唯一(ゆいいつ)の男、松平春嶽。日本を守るため、激動(げきどう)の時代を駆け抜けた春嶽の生涯(しょうがい)を描いた歴史長編!

    *家中=江戸時代、藩の家臣の総称。大名の所領を領分といい、大名の家臣を家中といった。
    *異様=ようすが普通でないさま。変わっているさま。
    *緊迫感=状況などが、非常に差し迫っていること。緊張して、今にも事が起こりそうなこと。
    *尊攘派=君主を尊び、外敵をしりぞけようとする思想。
    *激徒=はげしい行動を起こす者。
    *鎮める=
    (1)人の声や物音がしないようにさせる。
    (2)物事の勢いを弱くさせる。
    (3)騒乱をおさめて世の中を落ち着いた状態にする。
    (4)怒りや不安で乱れた心を落ち着かせる。
    (5)神を鎮座させる。
    **鎮座=
    (1)神霊が一定の場所にしずまっていること。
    (2)人や物がどっしりと場所を占めていることを、多少揶揄(やゆ=からかうこと。)の気持ちを込めていう語。
    *上洛=地方から京都へ行くこと。
    *思案=いろいろと考えること。
    *軍艦奉行
    1859年(安政6)2月、場所高2000石、諸大夫場として設けられ、初代永井尚志(なおむね)以来16名が就任。
    同年9月設置の軍艦奉行並(高1000石、布衣場。初代木村喜毅)とともに、軍艦操練所を管理し、61年(文久1)7月の軍艦頭取(船将)と軍艦組(士官)の新設後はその統督も任とした。
    *浪人=中世・近世、主家を自ら去ったり、あるいは失ったりした武士。
    *体(てい)=
    (1)外から見た有り様。様子。
    (2)みせかけの様子。体裁(ていさい)。
    (3)名詞などの下に付いて接尾語的に用いられ、…のようなもの、…ふぜいなどの意を表す。
    *中枢=中心となる大切なところ。重要な部分。



    『和歌威徳物語』 古典文庫



    江戸時代の説話集。編者未詳(みしょう)。1689年刊行。和歌集や説話集などから101の歌徳説話(かとくせつわ)を集め、神徳(しんとく)・君恩(くんおん)・人愛(にんあい)に分類して記す。

    *未詳=まだはっきりしないこと。まだ詳しく知れていないこと。
    *歌徳説話=和歌説話のうち、登場人物が和歌を詠むことによって神仏の利益を得る説話のこと。広義には、神仏だけではなく、歌によって何らかの利益を得る説話をもいう
    **説話=話。物語。特に、語り伝えられた神話・伝説・民話など。
    *神徳=神の功徳(くどく)。神の人間に加える力。
    **功徳=現世・来世に幸福をもたらすもとになる善行。
    *君恩=主君から受けた恩。君主のめぐみ。
    *人愛=人との交わり。人づきあい。
     
  • 【お勧め図書】◆石川県立高校入試出典◆後半

    『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』 新井 紀子 東洋経済新報社



    東ロボくんは東大には入れなかった。AIの限界――。しかし、「彼」はMARCHクラスには楽勝で合格していた!これが意味することとはなにか?AIは何を得意とし、何を苦手とするのか?AI楽観論者は、人間とAIが補完し合い共存するシナリオを描く。しかし、東ロボくんの実験と同時に行なわれた全国2万5000人を対象にした読解力調査では恐るべき実態が判明する。AIの限界が示される一方で、これからの危機はむしろ人間側の教育にあることが示され、その行く着く先は最悪の恐慌(きょうこう)だという。では、最悪のシナリオを避けるのはどうしたらいいのか? 最終章では教育に関する専門家でもある新井先生の提言が語られる。

    *楽観論者
    →楽観主義=世界や人生の価値や意義を究極的には肯定的に認める立場をいい、日常の用語としては、ものごとや事態のなりゆきをすべて良い方向に考える心理的傾向をいう。楽天主義。
    *恐慌=
    (1)おそれあわてること。
    (2)生産過剰などの原因により、景気が一挙に後退する現象。
    *提言=自分の考えや意見を出すこと。また、その考えや意見。



    『古今著聞集』 橘 成季 新潮社



    鎌倉中期の説話集。20巻。橘成季(なりすえ)作。1254年成立。序跋(じょばつ)をおき、神祇(じんぎ)、釈教(しゃっきょう)、政道忠臣(せいどうちゅうしん)、公事(くじ)、文学、また博奕(ばくえき)、偸盗(ちゅうとう)や闘諍(とうじょう)、興言利口(きょうげんりこう)(笑話)など30編に分かち、約700話の説話を分類配列した組織的構成をもつ説話集。序では《宇治大納言物語》(散逸:さんいつ)《江談抄》にならったものとしている。才芸にかかわる説話も多く、王朝思慕(おうちょうしぼ)の傾向が強いが、地方や庶民の生活の実相(じっそう)を示す説話もあり、大きな魅力となっている。

    *序跋=書物のはしがきとあとがき。
    *神祇=天の神と地の神。
    *釈教=
    (1)釈迦(しゃか)の教え。仏教のこと。
    (2)和歌・連歌・俳諧で、仏教に関係のある題材を詠(よ)んだ歌や句。
    *政道=
    (1)国を治めること。また、政治のしかた。
    (2)上に立って取り締まること。監督。また、処罰。仕置き。
    (3)禁止すること。制止すること。
    *忠臣=
    (1)まごころを尽くして主君に仕える臣下(=君主に仕える者)。
    (2)内臣(ないしん→説明があったほうがいいかな?と確認してみましたが、さらにややこしくなりそうでしたので、やめます。)を改め称したもの。
    *公事=
    (1)公務。
    (2)朝廷の政務・儀式。
    (3)中世、年貢以外の雑税・夫役(ぶやく) の総称。
    (4)訴訟およびその審理・裁判。
    *博奕=双六(すごろく)・囲碁など、勝負を争う遊戯の総称。また、金品をかけて行う勝負事。ばくち。
    *偸盗=人のものを盗むこと。また、その人。ぬすびと。
    *闘諍=戦い争うこと。あらそい。いさかい。
    *興言利口=即興の言葉と巧みな言い回し。
    **即興=
    (1)その場で起こる興味。
    (2)その場の感興(=物に感じて興がわくこと。その面白み。)を即座に詩歌や音楽などに作ること。
    *散逸=(まとまっていた書物・文献などが)散りうせること。
    *思慕=思い慕うこと。恋しく思うこと。
    *実相=
    (1)実際の有様。実際の事情。
    (2)仏教。すべてのものの、生滅変化する仮のすがたの奥にある真実のすがた。
     
  • 【お勧め図書】◆石川県立高校入試出典◆前半

    『木曜日にはココアを』 青山 美智子 宝島社



    僕が働く喫茶店(きっさてん)には、不思議な常連(じょうれん)さんがいる。必ず木曜日に来て、同じ席でココアを頼み、エアメールを書く。僕は、その女性を「ココアさん」と呼んでいる。ある木曜日、いつものようにやって来たココアさんは、しかし手紙を書かずに俯(うつむ)いている。心配に思っていると、ココアさんは、ぽろりと涙をこぼしたのだった。主夫の旦那(だんな)の代わりに初めて息子のお弁当を作ることになったキャリアウーマン。厳しいお局(つぼね)先生のいる幼稚園で働く新米(しんまい)先生。誰にも認められなくても、自分の好きな絵を描き続ける女の子。銀行を辞めて、サンドイッチ屋をシドニーに開業した男性。人知れず頑張っている人たちを応援する、一杯のココアから始まる温かい12色の物語。

    *喫茶店=コーヒー・紅茶・菓子(あるいは軽食)を客に供する飲食店。
    *常連=
    (1)その興行場(こうぎょうじょう)・遊戯場(ゆうぎじょう)・飲食店などに、いつも来る客。常客。
    (2)いつも連れだって一緒に行動する仲間。
    **興行場=映画、演劇、音楽、スポーツ、演芸、見せ物を公衆に見せ、または聞かせる施設。
    **遊戯場=パチンコ・ビリヤード・ボウリングなどの遊技を行うための施設。
    *俯く=首を少し曲げて頭をたれる。顔を伏せる。
    *旦那=
    (1)布施(=他人に施し与えること)。
    (2)布施をする人を寺や僧の側からいう語。
    (3)家人・奉公人などが主人を敬っていう語。特に商家で使用人が主人を呼ぶ語。
    (4)妻が夫をいう語。現代では、主に他人に対して自分の夫をいう。また、他人の夫をいう語。
    (5)商人などがひいきにしてくれる男の客を呼ぶ語。また、俗に目上の男性を呼ぶ語。
    **奉公人=他人の家に召し使われている人。
    *お局=俗に、職場で、勤続年数が長く、特に同性の同僚に対して力をもっている女性のこと。



    『2045年問題 コンピュータが人類を超える日』 松田 卓也 廣済堂新書



    2045年にコンピュータの能力が人類を超えるという説がある。実際に、近年のコンピュータの進化はその説に沿っており、またいま欧米では人工知能開発に一層(いっそう)の拍車(はくしゃ)がかかっている。意識を備えたコンピュータが人類を支配するというSF映画の世界が、現実になるかもしれないのだ。コンピュータと人類の未来を展望する。

    *拍車がかかる=事の成り行きが一段と速くなる。物事の進行に一段と力が加わる。
    *展望
    (1)遠くまで見渡すこと。また、そのながめ。見晴らし。
    (2)社会の動き、人生の行く末などを見渡すこと。見通すこと。見通し。
     
  • 【お勧め図書】◆富山県立高校入試問題出典◆

    『人間の偏見 動物の言い分』 高槻 成紀 イースト・プレス



    タヌキは”まぬけ”で、キツネは”ずるい”?
    そのイメージにはワケがあった!
    人間が持つ「動物のステレオタイプ」はどこからきたのか。
    生態学者がひもとく「人と動物の関係」
    言葉、歴史、生態、民話・伝承・……・動物へのイメージの起源と変遷(へんせん)がわかる!

    *ステレオタイプ=
    (1)印刷で用いる鉛版。ステロタイプ。
    (2)行動や考え方が、固定的・画一的(かくいつてき)であり、新鮮味のないこと。紋切り型。ステロタイプ。
    **画一的=何もかも一様で、個性や特徴のないさま。
    **紋切り型=
    (1)紋形を切り抜くための型。
    (2)きまりきった型。かたどおりで新味(しんみ)のないこと。
    ***新味=今までにない新しい味わいや趣。新鮮み。あたらしみ。
    *ひもとく=
    (1)書物を開く。本を読む。
    (2)書物などで調べて真実を明らかにする。
    (3)衣服の紐(ひも)、特に、下紐を解く。
    *変遷=時の流れとともに移り変わること。



    『ペンギンは空を見上げる』 八重野 統摩 東京創元社



    将来、NASAのエンジニアになりたい小学六年生の佐倉ハルくんは、風船宇宙撮影を目指しています。できる限り大人の力を借りず、自分だけの力で。そんなことくらいできないようでは、NASAのエンジニアになんて到底(とうてい)なれないから、と。意地っ張りな性格もあってクラスでは孤立(こりつ)、家に帰っても両親とぎくしゃくし、それでもひたすらひとりで壮大(そうだい)な目標と向き合い続けるハルくんの前にある日、金髪の転校生の女の子が現れて…。ハルくんの、夢と努力の物語。奮闘(ふんとう)するこの少年を、きっと応援したくなるはずです―読み終えたあとは、もっと。



    *NASA=米国航空宇宙局。1958年に設立された政府機関。アポロ計画、スペースシャトル計画などを達成し、国際宇宙ステーションの開発にも参画(さんかく)している。ワシントン特別区に本部があるほか、各地にジョンソン宇宙センターやケネディ宇宙センターなどの施設をもつ。
    **参画=事業・政策などの計画に加わること。
    *到底=
    (1)どうやってみても。どうしても。
    (2)つまるところ。つまり。
    *孤立=
    (1)一つまたは一人だけ他から離れて、つながりや助けのないこと。
    (2)対立するものがないこと。
    *ぎくしゃく=話し方や動作、また、物事の関係などが円滑(えんかつ)でないさま。
    **円滑=
    (1)物事が滞(とどこお)らず、すらすら運ぶこと。また、そのさま。
    (2)かどばらず滑(なめ)らかなこと。また、そのさま。
    *壮大=さかんで(大きくて)立派なこと。
    *奮闘=勇気をふるって戦うこと。奮戦。



    『正法眼蔵随聞記』 ちくま学芸文庫



    日本仏教の巨星にして曹洞宗の開祖・道元禅師に影の形に添うごとく参侍(さんじ)し、のち永平二世を嗣(つ)いだ懐弉(えじょう)禅師が随侍(ずいじ)当初四年間の師の教えを、聞くにしたがって書きとめたものが『正法眼蔵随聞記』である。道元の人と思想、主著『正法眼蔵』を理解するうえでの最良の入門書でもある。本書は、最も信頼のおける写本である長円寺本をもとに厳密(げんみつ)な校訂(こうてい)を施(ほどこ)し、詳細(しょうさい)な注、わかりやすく正確な訳を付した、他の追随(ついずい)を許さない決定版である。巻末に「道元・その人と思想」(増谷文雄)を付す。

    *巨星=直径が大きく絶対光度の明るい星。(この文章内では例えです。)
    *参侍=師の傍(そば)に仕えて参学すること。
    **師=
    (1)学問・技芸を教授する人。師匠。先生。「師の教え」
    (2)僧・神父・牧師などを敬っていう語。
    *永平二世=道元禅師が永平寺を開いたが、そのあと(=二代目)をついだということ。
    *嗣ぐ=あとをうけつぐ。あとつぎ。
    *懐弉禅師=鎌倉時代の曹洞宗の僧。永平寺第2世。
    *随侍=尊い人のそばにいてつかえること。
    *校訂=書物の本文を、異本(いほん)と照合(しょうごう)したり語学的に検討したりして、よりよい形に訂正すること。
    **異本=元来同一の書物であるが、伝写(でんしゃ)などの事情によって、文字や組織において多少異なりを生じている本のこと。
    ***伝写=書物などを次々に書き写してあとに伝えること。
    **照合=双方を照らし合わせて、正しいか否かを確かめること。
    *施す=
    (1)その働きを及ぼして、影響・効果があるように仕向ける。
    (2)恵み与える。
    (3)広く及ぼす。
    *詳細=細部に至るまでくわしいこと。また、そのさま。
     
  • 【お勧め図書】◆新潟県立高校入試問題出典◆

    『芸術とは何か 千住博が答える147の質問』 千住 博 祥伝社新書



    芸術とは何か、人間とは何か―このストレートで根源的(こんげんてき)な問いに答えたのが、本書です。「絵画に余白は必要か?」「作品の価格はどう決まるか?」「インターネットは芸術をどう変えたか?」「芸術家は才能か技術か?」「人間はなぜ絵画を描くのか?」など147の質問に、画家・千住博がていねいに答えます。また、「究極(きゅうきょく)の日本画5作品」「究極の西洋画5作品」などをカラーで紹介、「美」を楽しみながら、その本質に迫(せま)ります。

    *根源的=ある物事を成立させる一番もとのものであるさま。 大もとであるさま。
    *究極=物事をつきつめ、きわめること。また、その最後の到達点。
    *迫る=
    (1)少しずつ、上方・前方へ移動する。
    (2)催促する。急がせる。
    **催促¬=物事を早くするようにうながす(=急がす。そうするように勧める。)こと。



    『甲子夜話』 松浦 静山 ワイド版東洋文庫



    平戸藩主松浦静山(まつらせいざん)の随筆。1821年(文政4)、静山62歳の11月甲子(きのえね)の日、静山邸を訪れていた親友林述斎(はやしじゅっさい)のすすめによって、その夜から起筆(きひつ)したのが表題の所以(ゆえん)である。1年後20巻ほどになったところで一書(いっしょ)にまとめることを志し(こころざし)、序文(じょぶん)等も選び、以後没する直前まで書きついで正編100巻、続編100巻、三編78巻という膨大(ぼうだい)な著述(ちょじゅつ)となった。内容は武人(ぶじん)でありまた趣味人であった著者を反映して、近世初期からの武辺咄(ぶへんばなし)や政治談に関する聞書(ききがき)風のものから、世相風俗(せそうふうぞく)に関する実見談(じっけんだん)、さらには天変地妖(てんぺんちよう)に至るまで精力的にあつめられている。

    *甲子=干支(えと)の1番目。かっし、こうし、とも読む。
    *起筆=文章を書きはじめること。筆を起こすこと。
    *所以=いわれ。わけ。理由。
    *著述=書物を書き著すこと。また、その書き著した物。
    *武辺咄=武道に関する体験などを内容とする咄(はなし)で,戦国時代に大名に仕える御伽衆(おとしゅう)が主としてこれをおこなった。
    **御伽衆=戦国~江戸時代、主君のそば近くにあって話相手をする役。御咄 (はなし)衆ともいう。
    *聞書=人から聞いて、その内容を書きとめること。また、そのようにして書いたもの。
    *世相=世の中のありさま・風潮。
    *風俗=衣・食・住や行事など、その社会集団の生活の上のさまざまな仕方やしきたり。その有様。
    *実見=その場に居合わせて、実際にそのものを見ること。
    *天変地妖=天空に起こる変動と地上に起こる変異。天地の間に起こる自然の異変。風、雨、雷、日食、月食、彗星(すいせい)や地震、洪水など。



    『生きること学ぶこと』 広中 平祐 集英社文庫



    学問の愉(たの)しさ、喜びとは何か。そして、創造することの愉しさ、喜びとは―。フィールズ賞に輝く世界的数学者が自らの半生(はんせい)を振り返りながら、父母や友人のこと、数学へ没頭(ぼっとう)していった学生時代、そして失敗と挫折(ざせつ)から世紀の難問「特異点解消」の定理を完成させるまでのすべてを、飾(かざ)らない言葉で語る。激動(げきどう)の時代に独自の生きがいを創造するために、著者から21世紀を生きる若者へ送る人生、学問論。

    *愉しむ=「楽しむ」の異表記。意味は同じだが、特に「愉快な」といった意味を強調する意味で用いられることが多い。
    *フィールズ賞=数学の分野で著しい業績を上げた研究者に贈られる賞。
    *半生=一生(いっしょう)のなかば。また、それまでの人生。
    *没頭=一つの事に熱中すること。
    *挫折=目的をもって続けてきた仕事などが中途でだめになること。くじけ折れること。
    *激動=激しくゆれ動くこと。
     
  • 【お勧め図書】◆宮城県立高校入試問題出典◆

    『明治ガールズ 富岡製糸場で青春を』 藤井 清美 KADOKAWA



    江戸から明治に時代が移ってすぐのこと。松代藩の中級武士だった横田家の娘・英は困惑(こんわく)していた。降って湧(わ)いた縁談(えんだん)を前に、身分違いの幼なじみへの淡(あわ)い想いが、胸にある。一方、区長を務める英の父もまた、困惑していた。富岡にできる最新の製糸場のため、工女(こうじょ)を集めねばならないのだ。その話を聞いた英は、縁談を先延ばしにするために、つい言ってしまう。「わたし、富岡製糸場に参(まい)ろうと思います」そして英の言葉をきっかけに、少女たちが集まって…。初めての長旅、共同生活、そして仕事。あの時代、あの場所で生きた少女たちの、瑞々(みずみず)しい青春記録。人気脚本家、小説初挑戦作。

    *困惑=困って、どうしてよいかわからないこと。
    *縁談=結婚や養子縁組の相談。
    *工女=雇われて工場や作業場で働く女性。
    *瑞々しい=
    (1)つやがあって若々しい。つやつやと輝いている。
    (2)若々しく新鮮である。



    『ビッグデータと人工知能 可能性と罠を見極める』 西垣 通 中公新書



    ビッグデータ時代の到来、第三次AI(Artificial Intelligence=人工知能)ブームとディープラーニングの登場、さらに進化したAIが2045年に人間の知性を凌駕(りょうが)するというシンギュラリティ予測…。人間とAIはこれからどこへ向かっていくのか。本書は基礎情報学にもとづいて現在の動向と論点を明快(めいかい)に整理し分析。技術万能主義に警鐘(けいしょう)を鳴らし、知識増幅と集合知を駆使(くし)することによって拓(ひら)かれる未来の可能性を提示(ていじ)する。

    *ビッグデータ=情報通信技術(ICT=Information and Communication Technology)の進歩によってインターネット上で収集、分析できるようになった膨大なデータ。
    *AI=コンピューターで、記憶・推論・判断・学習など、人間の知的機能を代行できるようにモデル化されたソフトウエア・システム。
    *ディープラーニング=深い、すなわち、層の数が多いニューラルネットワークを用いた機械学習を意味し、深層学習と訳される。
    **ニューラルネットワーク(NN=Neural Network)=人間の脳内にある神経細胞(ニューロン)とそのつながり(=神経回路網)を、人工ニューロンという数式的なモデルで表現したもの。
    *凌駕=他のものを追い抜いてその上に立つこと。
    *シンギュラリティ=AI(人工知能)が人類の知能を超える転換点。または、それがもたらす世界の変化のこと。
    *明快=気持がよいほど、はっきり筋道が通っていること。
    *技術万能主義=どんな種類の社会問題も、技術的手段によって解決することができ、技術進歩によって引き起こされた社会問題もまた、究極的には技術進歩によって克服される、という見解。
    *警鐘=
    (1)火災・洪水などの、警戒を促すために鳴らす鐘。
    (2)危険を予告し、警戒を促すもの。警告。
    *駆使=追い使うこと。特に、機能・能力などを思いのままに自由自在に使うこと。
    *拓く=未開の土地を切りひらく。今までなかったことを始める。
    *提示=
    (1)その場に出して示す(見せる)こと。
    (2)広く知らせる(=示)ための提出。
     
  • 【お勧め図書】◆宮城県立高校入試問題出典◆

    『ダック・コール』 稲見 一良 ハヤカワ文庫



    石に鳥の絵を描く不思議な男に河原(かわら)で出会った青年は、微睡む(まどろむ)うち鳥と男たちについての六つの夢を見る―。絶滅(ぜつめつ)する鳥たち、少年のパチンコ名人と中年男の密猟(みつりょう)の冒険、脱獄囚(だつごくしゅう)を追っての山中のマンハント、人と鳥と亀との漂流譚(ひょうりゅうたん)、デコイと少年の友情などを。ブラッドベリの『刺青(いれずみ)の男』にヒントをえた、ハードボイルドと幻想(げんそう)が交差する異色作品集。“まれに見る美しさを持った小説”と絶賛(ぜっさん)された第四回山本周五郎賞受賞作。

    *微睡む=
    (1)少しの間うとうとする。
    (2)眠る。寝入る。
    *絶滅=すっかり滅びて絶えること。また、滅ぼし絶やすこと。
    *密猟=国際間の協定や法令を無視して陸上の動物を採取すること。
    *マンハント=犯人捜査
    *譚=物語を語る。また、物語。
    *刺青=針・刃物・骨片などで皮膚を刺突(しとつ:突き刺すこと)、切るなどして、そこに墨(すみ)・煤(すす)・朱(しゅ)などの色素を入れ着色し、文様・文字・絵柄などを描く手法、および、その手法を使って描かれたもの。
    *ハードボイルド=
    (1)第一次大戦後のアメリカ文学に現れた創作態度。現実の冷酷(れいこく)・非情(ひじょう)な事柄を、情緒表現をおさえた簡潔な文体で描写する。
    (2)感情をおさえた行動的な主人公の登場する探偵小説の一ジャンル。



    『食の人類史 ユーラシアの狩猟・採集、農耕、遊牧』 佐藤 洋一郎 中公新書



    人は食べなければ生きていくことはできない。人類の歴史は、糖質(とうしつ)とタンパク質のセットをどうやって確保するかという闘い(たたかい)だった。現在、西洋では「麦とミルク」、東洋では「コメと魚」の組み合わせが一般的だ。だが、日本を例にとっても山菜を多食(たしょく)する採集文化が色濃く残っているように、食の営み(いとなみ)は多様である。本書は、ユーラシア全土で繰り広げられてきた、さまざまな「生業(せいぎょう)」の変遷(へんせん)と集団間の駆け引きを巨細(こさい)に解読(かいどく)する。

    *営み=
    (1)物事をすること。行為。作業。
    (2)生活のためにする仕事。
    (3)したく。準備。
    (4)神事・仏事を行うこと。
    *生業=くらしを立てるための仕事。なりわい。
    *変遷=時の流れとともに移り変わること。
    *巨細=
    (1)大きなことと小さなこと。
    (2)細かく詳しいこと。また、そのさま。
    *解読=古文書・暗号・古代言語などを読み解くこと。



    『菜根譚』 洪 自誠 岩波文庫



    「人よく菜根(さいこん)を咬(か)みえば、則ち(すなわち)百事(ひゃくじ:あらゆること)なすべし」。菜根は堅くて筋が多い、これをかみしめてこそ、ものの真の味わいがわかる。中国明代の末期に儒・仏・道の三教(さんぎょう)を兼修(けんしゅう)した洪自誠が、自身の人生体験を基(もと)に、深くかみしめて味わうべき人生の哲理(てつり)を簡潔(かんけつ)な語録(ごろく)の形に著(あらわ)わした。的確な読み下し(よみくだし)、平易(へいい)な訳文。更に多年研究の成果は注と解説にも充分に盛りこまれている。

    *三教=中国において、儒教・仏教・道教の三つの宗教を指す。
    *兼修=二つ以上のものを同時に並行して学ぶこと。
    *哲理=哲学上の道理。人生や世界の本質などに関する奥深い道理。
    **哲学=世界や人間についての知恵・原理を探究する学問。
    *語録=
    (1)儒者・禅僧などの学説・教理に関する言葉を記録したもの。
    (2)広く、偉人・有名人などの言葉・短文を集めたもの。
    *的確=的(まと)をはずれず確かなこと。真相を突いていて正確なこと。
    *読み下し=
    (1)初めから終わりまで読むこと。
    (2)漢文を訓読すること。
    *平易=わかりやすいこと。やさしいこと。
     
  • 【お勧め図書】◆ 秋田県立高校入試問題出典

    『願いながら、祈りながら』 乾 ルカ 徳間文庫



    まるで時の女神が回収し忘れたようだ。北の大地の片隅(かたすみ)に、ぽつんとたたずむ中学校分校には、一年生四人と三年生一人が学んでいた。たった五人でも、自称霊感(れいかん)少女もいれば、嘘つきな少年もいる。そこに赴任(ふにん)してきたのは、まったくやる気のない若い教師。けれど、やがて彼が知ることになる少年の嘘(うそ)の痛ましい理由とは?ときには悩み、傷つきながらも、成長していく五人の、胸を打つ青春前期物語。

    *赴任=任地におもむくこと。
    **任地=仕事のために居住(住むこと)する土地のこと。
    **おもむく=ある場所・方角に向かって行く。
    *霊感=
    (1)霊的なものを感ずる不思議な感覚。インスピレーション。
    (2)神仏の不思議な感応。
    *胸を打つ=強く感動させる。心を打つ。



    『「里」という思想』 内山 節 新潮選書



    世界を席巻(せっけん)したグローバリズムは、「ローカルであること」を次々に解体していった。たどりついた世界の中で、人は実体のある幸福を感じにくくなってきた。競争、発展、開発、科学や技術の進歩、合理的な認識と判断―私たちは今「近代」的なものに取り囲まれて暮らしている。本当に必要なものは手ごたえのある幸福感。そのために、人は「ローカルであること」を見直す必要があるのだ。

    *席巻=むしろを巻くように領土を片端から攻め取ること。はげしい勢いで、自分の勢力範囲をひろげること。
    **むしろ=藺(い)・藁(わら)・竹・蒲(がま)などの「植物」を編んでつくった敷物(しきもの)。
    *グローバリズム=国家を超えて、地球全体を一つの共同体とみる考え方。
    *ローカル=
    (1)その地方に限定される特有なこと。また、そのさま。風俗・自然・情緒(じょうちょ)などにいう。
    **情緒=喜怒哀楽などの様々な感情。
    (2)他の語と複合して用い、地方の、地方特有の、また、局地(限られた一定の区域・土地)的・局所(範囲が限られた所)的な、の意を表す。
    (3)あるコンピューターと、その入出力チャンネルに直結された端末装置などで構成される利用環境。



    『無名草子』 新潮社



    好評シリーズが装いを新たに。古語辞典は不要です! 昔男をめぐる珠玉(しゅぎょく)の歌物語の数々が「みやび」な世界を織りなす『伊勢物語』。継母(ぎぼ)にいじめられ、「落窪(おちくぼ)の君」と呼ばれていた女君(おんなぎみ)の波瀾万丈(はらんばんじょう)の運命を描く、平安時代のシンデレラストーリー『落窪物語』。座談(ざだん)形式で、『源氏物語』や『伊勢物語』を論じ小野小町や清少納言や紫式部を批評(ひひょう)する、中世初期の異色評論『無名草子』。

    *珠玉=
    (1)海から産する玉と、山から産する玉。真珠と宝石。
    (2)美しいもの、りっぱなもののたとえ。特に、詩文などのすぐれたものを賞していう。
    **賞する=
    (1)ほめたたえる
    (2)美しいものや趣(おもむき:味わい。面白み。)の深いものを見て楽しむ。鑑賞する。
    *みやび=ものの趣を解(かい)し、けだかく、動作なども優美(ゆうび)なこと。
    *義母=義理の母。養母、また妻や夫の母など。
    *女君=
    (1)貴族の息女(身分ある人の娘のこと。)の敬称。姫君。
    (2)貴族の妻の敬称。
    *波瀾万丈=劇的な変化に富んでいること。
    **劇的=劇を見ているように緊張や感動をおぼえるさま。
    *座談=
    (1)すわって気楽に話し合うこと。
    (2)その場だけの話。
    *批評=事物の善悪・優劣・是非などについて考え、評価すること。
    **優劣=すぐれていることと、おとっていること。
    **是非=良い(=是)ことと悪い(=非)こと。
     
  • 【お勧め図書】◆秋田県立高校入試問題出典◆

    『くちびるに歌を』 中田 永一 小学館文庫



    長崎県五島列島のある中学校に、産休に入る音楽教師の代理で「自称ニート」の美人ピアニスト柏木はやってきた。ほどなく合唱部の顧問を受け持つことになるが、彼女に魅せられ、男子生徒の入部が殺到。それまで女子部員しかいなかった合唱部は、練習にまじめに打ち込まない男子と女子の対立が激化する。一方で、柏木先生は、Nコン(NHK全国学校音楽コンクール)の課題曲「手紙~拝啓十五の君へ~」にちなみ、十五年後の自分に向けて手紙を書くよう、部員たちに宿題を課した。そこには、誰にもいえない、等身大の秘密が綴られていた。青春小説の新たなるスタンダード作品、文庫化!

    *拝啓=(つつしんで申し上げます、の意)手紙の初めに書くあいさつの語。
    *読後=本などを読んだあと。
    *切ない=
    (1)(寂しさ・悲しさ・恋しさなどで)胸がしめつけられるような気持ちだ。つらくやるせない。
    (2)大切に思っている。深く心を寄せている。
    (3)苦しい。肉体的に苦痛だ。
    (4)せっぱ詰まった状態である。
    (5)生活が苦しい。



    『「言葉にできる」は武器になる。』 梅田 悟司 日本経済新聞社出版社



    『世界は誰かの仕事でできている。』『この国を、支える人を支えたい。』トップコピーライターが伝授する、言葉と思考の強化書、遂に完成。「人に伝える・動かす」は、多くの人が様々な場面で直面し、悩むテーマ。いかに言葉を磨き上げるか? 誰にでもできる方法論を具体的に解説する本書は、ビジネスコミュニケーションや企画のプレゼンなどの仕事シーンはもちろん、私生活でのアピール、さらには就職・転職活動にも役立つ考え方が満載の一冊。

    *コピーライター=商品や企業を宣伝するため、新聞・雑誌・ポスターなどのグラフィック広告、テレビCM、ラジオCM、ウェブサイトやバナー広告などに使用する文言(コピー)を書くことを職業とする人のこと。



    『宇治拾遺物語』 角川ソフィア文庫



    日本、インド、中国などを舞台に物語が繰り広げられる鎌倉時代の説話集。教訓めいた話もあるものの、「善」「悪」と単純に割り切ることのできないこの世の理不尽(りふじん)やモヤモヤを取り込みながら、ユーモラスに展開していく。総ふりがなつきの原文と現代語訳に、ていねいな解説を付した、宇治拾遺物語入門の決定版!

    *説話=人々の間に語り伝えられた話で、神話・伝説・民話などの総称
    *理不尽=道理をつくさないこと。道理に合わないこと。また、そのさま。
     
  • 【お勧め図書】◆山形県立高校入試問題出典◆

    『君だけのシネマ』 高田 由紀子 PHP研究所



    君の居場所(いばしょ)は君だけが知っている。過干渉(かかんしょう)の母を新潟に残し父とともに佐渡へ転校してきた史織。「風のシネマ」をオープンした祖母やクラスメイトと出会う中で大切なものに気づいていく葛藤(かっとう)と成長の物語。

    *過干渉=ある対象に対し、必要以上に干渉すること。
    *葛藤=
    (1)人と人が互いに譲らず対立し、いがみ合うこと。
    (2)心の中に相反する動機・欲求・感情などが存在し、そのいずれをとるか迷うこと。



    『高校生と考える希望のための教科書』より「芸術と生きること」 李 禹煥 左右社



    お金をめぐる仕組みのゆらぎ、人工知能の発達、細分化(さいぶんか)する働き方……
    数年先の未来を描くことさえも困難なように見えても、
    「新しい教養」はいまこの瞬間にも生まれ広がりつつある。

    どんな研究が、どんな考え方が「新しい潮流(ちょうりゅう)」や「21世紀の常識」になるのか?
    これからを生きる若い人の希望のための、
    そしてビジネスマンにも現実的に役立つ、
    22人のトップランナーによる新しい羅針盤(らしんばん)。
    入試問題にも多数出題されている好評シリーズ第4弾。

    *細分化=細かく分けること。また、細かく分化すること。
    *潮流=
    (1)潮の流れ。
    (2)海の干満によっておこる海水の流れ。一日に二回ずつ、その流れの方向が逆になる。
    (3)時勢の動き。時代の流れ。
    *羅針盤=磁石を用いて方角を知る計器。船や飛行機などで用いる。



    『噺本大系 第六巻』より「軽口ひやう金房」 東京堂出版



    近世の庶民文芸の一つに、短い笑話(しょうわ)を集めた噺本(はなしぼん)がある。各時期によって、様々な呼び方で呼ばれ、形式や体裁(ていさい)、内容や表現などに変化があって一様ではない。しかし一時期の流行ではなく、噺本は笑話集として全期間一貫して出版された。発表された原形のままでも容易に理解され、愛好される内容が多くある点でも特異な存在である。

    *笑話=わらいばなし。
    *噺本=江戸時代の庶民文芸の一種で,短い笑話を集めた本。
    *体裁=
    (1)外から見た感じ・ようす。外見。外観。
    (2)世間の人の目にうつる自分のかっこう。世間体。みえ。
    (3)それらしい形式。
    (4)相手を喜ばせるような振る舞いや口先だけの言葉。
     
  • 【お勧め図書】◆福島県立高校入試問題出典◆

    『戦国策』 劉向/編 講談社学術文庫



    前漢(ぜんかん)末の学者劉向(りゅうきょう)が、皇帝の書庫にあった「国策」「国事」などの竹簡(ちくかん)を編んで作った『戦国策』。三三編四八六章の長編を、人物編、術策編、弁説(べんぜつ)編の三編百章に再構成して平易(へいい)に解説。陰謀(いんぼう)が渦(うず)巻く戦国乱世(らんせ)を生き抜く巧智(こうち)・奸智(かんち)や説得の技法とは何か。「虎の威を借る狐(とらのいをかるきつね)」「漁夫の利」「先(ま)ず隗(かい)より始めよ」など故事(こじ)名言の由来と古代中国の奥深い知恵を学ぶ。

    *前漢=中国古代の王朝。秦(しん)の滅亡後、前202年、楚(そ)の項羽(こうう)を破った漢王劉邦(りゅうほう)(高祖)が建国。都は長安。
    *国策=国家の政策。
    *国事=国家に直接関係する事柄。特に、政治にかかわる事柄。
    *竹簡=中国古代の書写材料の一つ。紙が発明される以前に用いられたもので,竹を細い短冊形に削り,火にあぶって油抜きし,文字を書いた。普通の形式は長さ 25cm,幅 3cmぐらいである。
    *術策=はかりごと。計略。謀略。策謀。
    *弁説=物事の道理(=物事の筋道)を説き明かすこと。
    *陰謀=ひそかにたくらむ悪いはかりごと。
    *巧智=物事を運ぶ才知にすぐれていること。
    *奸智=悪いことを考えだす知恵。悪知恵。
    *虎の威を借る狐=権勢を持つ者に頼って、威張る小者のこと。
    *漁夫の利=当事者同士が争っているうちに、第三者が何の苦労もなく利益をさらうことのたとえ。
    *先ず隗より始めよ=
    (1)遠大な事をするには、手近なことから始めよ。
    (2)転じて、事を始めるには、まず自分自身が着手せよ。
    *故事
    (1)昔あった事柄。古い事。
    (2)昔から伝わってきている、いわれのある事柄。古くからの由緒(ゆいしょ)のあること。
    **由緒
    (1)物事の起こり。また、今に至るまでのいきさつ。いわれ。
    (2)現在に至るまでのりっぱな歴史。来歴。



    『流星と稲妻』 落合 由佳 講談社



    熊のような巨体の阿久津善太は、授業で、もう一人の剣道経験者、蓮見宝と模範(もはん)試合をすることになるが、小柄でおどおどしている宝に、あざやかに「抜き胴」を決められてしまった。クラスの中では「根性なしとビビり」と、からかわれている善太と宝は、剣を交えるうちに互いをかけがえのないライバルとして意識するようになっていく。

    *模範試合=勝敗に重きをおかず、そのスポーツの紹介・普及などのために、模範として行う試合。
    *抜き胴=相手の面打ちなどの打ち込みに対して、それをかわしながら右胴へ打ち抜くこと。



    『知の体力』 永田 和宏 新潮新書



    「答えは必ずある」などと思ってはいけない。“勉強”で染みついた呪縛(じゅばく)を解くことが、「知の体力」に目覚める第一歩になる。「質問からすべては始まる」「孤独(こどく)になる時間を持て」「自分で自分を評価しない」「言葉にできないことの大切さとは」―。細胞生物学者にして日本を代表する歌人でもある著者が、これから学ぶ人、一生学び続けたい人たちにやさしく語りかける。自力で生きぬくための本物の「知」の鍛錬(たんれん)法。

    *呪縛=まじないをかけて動けなくすること。心理的な強制によって、人の自由を束縛すること。
    *鍛錬=
    (1)金属を打ってきたえること。
    (2)きびしい訓練や修養を積んで、技芸や心身を強くきたえること。
    **修養=徳性(=道徳心。道徳意識)をみがき、人格を高めること。
     
  • 【お勧め図書】◆栃木県立高校入試問題出典◆

    『室町殿物語』 楢村 長教 東洋文庫



    「室町殿」とは足利将軍邸のこと。義晴(よしはる)、義輝(よしてる)、義昭(よしあき)の3人の将軍と信長・秀吉の時代、裏切り、夜討ち(ようち)に明け暮れ、喧嘩(けんか)、誘拐(ゆうかい)、強盗(ごうとう)が跡を絶たない動乱期の世相(せそう)を、史実(しじつ)と虚構(きょこう)が渾然(こんぜん)となった挿話(そうわ)によって活写(かっしゃ)する。

    *義晴=足利義晴。室町幕府12代将軍。
    *義輝=足利義輝。室町幕府13代将軍。12代義晴の長男。
    *義昭=足利義昭。室町幕府15代将軍。室町幕府最後の将軍。12代将軍義晴の二男。
    *夜討ち=
    (1)夜、不意に敵を攻撃すること。夜襲。夜駆け。
    (2)新聞記者などが、深夜、予告なしに取材先に出向くこと。
    (3)夜、人家に押し入って財宝を盗むこと。また、その人。
    *動乱=世の中が動揺し、乱れること。また、その乱れ。暴動などのさわぎ。
    *世相=世の中のありさま。社会のようす。
    *史実=歴史上の事実。
    *虚構=
    (1)事実でないことを事実らしく作り上げること。また、作り上げられたもの。作りごと。
    (2)文芸作品を書くにあたって、作者の想像力により、実際にはないことを現実にあったことのように真実味をもたせて書くこと。
    *渾然=
    (1)すべてがとけ合って区別がないさま。
    (2)性質が円満で欠点のないさま
    *挿話=物語や事件の本筋の間に挿入される短いまとまった話。
    *活写=物事のありさまを生き生きと描き出すこと。



    『都市と地方をかきまぜる「食べる通信」の奇跡』 高橋 博之 光文社新書



    東北の農業や漁業の現場を取材したタブロイド紙と、野菜や魚などの生産物をセットで届ける新しいタイプのメディア「東北食べる通信」。その名物編集長が、「都市」と「地方」を切り口に、これからの農業・漁業、地域経済、消費のあり方、情報社会における生き方までを語り尽くす―。

    *タブロイド紙=新聞・雑誌などで、日本の一般的な新聞紙の半ページ分の大きさの型。
    元々このサイズを採用していた新聞がセンセーショナルな事件報道やゴシップ報道などに力を入れる大衆紙であったことから、転じて大衆紙の報道スタイルを指す語としても用いられる。



    『兵隊宿』より「虚無僧」 竹西 寛子 講談社文芸文庫



    乗船直前、自分の家に泊った三人の出征(しゅっせい)将校の姿に、未知の大人たちの世界を知り微妙に変わる少年の心の襞(ひだ)。川端康成文学賞受賞「兵隊宿」と、「少年の島」「流線的」「緋鯉(ひごい)」「虚無僧(こむそう)」ほか共通の主人公による九つの短篇(たんぺん)群。『往還(おうかん)の記』『式子内親王(しきしないしんのう)・永福門院(えいふくもんいん)』等、日本の古典を材に優れた評論を持つ著者の『儀式』『鶴』に続く代表的名篇。

    *出征=軍隊に加わって戦地に行くこと。
    *襞=
    (1)衣服や布地などにつけた細長い折り目。
    (2)衣服のひだのように見えるもの。精神的なものについてもいう。
    (3)キノコの傘の裏側にあるしわ。
    *緋鯉=コイの一品種。体色は赤や赤黄色、斑紋のあるものなどさまざま。
    *虚無僧=尺八を吹きながら家々を回り、托鉢(たくはつ)を受ける僧。
    **托鉢=僧尼(そうに=僧とあま。)修行のため、経を唱えながら各戸の前に立ち、食物や金銭を鉢に受けて回ること。
    *短篇=詩歌・小説・映画などの短い作品。
    *往還=
    (1)道を行き来すること。往復。往来。
    (2)人などが行き来するための道。主要な道路。街道。
    *式子内親王=平安末期・鎌倉初期の女流歌人。後白河天皇の第3皇女。
    *永福門院=鎌倉時代後期の女流歌人。名はしょう子 (しょうし) 。
     
  • 【お勧め図書】◆群馬県立高校入試問題出典◆

    『40億年、いのちの旅』 伊藤 明夫 岩波ジュニア新書



    40億年に及ぶとされる、地球における生命の歴史。共通の祖先(そせん)から進化した生きものたちは、多様でありながら共通点もあわせ持っています。いのちとは何か?いのちはどのようにして生まれたのか?どのように考えられてきたのか?その歴史をひもときながら、私たちの来た道と、これから行く道を、探ってみましょう。

    *祖先=
    (1)一族・一家の初代にあたる人。また、初代以来、先代までの人々。先祖。
    (2)現在のものに発達してきた、もとのもの。
    *紐解く(ひもとく)=
    (1)〔巻物のひもをほどいて広げる意〕 書物を読む。ひもどく。
    (2)衣の下紐(したひも)を解く。男女が共寝する。
    (3)つぼみが開く。



    『地に滾(たぎ)る』 あさの あつこ 祥伝社



    藩政(はんせい)の刷新(さっしん)を願い脱藩(だっぱん)した天羽藩上士(じょうし)の子・伊吹藤士郎は、人が行き交い、物が溢(あふ)れる江戸の大地を踏み締める―。人生に漕(こ)ぎ出した武士の子は、貧し、迷い、慟哭(どうこく)しながら、自由に生きる素晴らしさを知る。著者渾身(こんしん)、鮮烈(せんれつ)な青春時代小説!

    *藩政=藩主がその領地内で行う政治。
    *刷新=よくない状態を除き去って、全く新しくすること。
    *脱藩=江戸時代、武士が藩籍(はんせき:藩の領土と人民)を抜けて浪人(ろうにん)になること。
    *上士=武士の身分のひとつ。 江戸時代の上級藩士。
    *漕ぎ出す=舟を漕いで出る。
    *慟哭=悲しみのあまり、声をあげて泣くこと。
    *渾身=からだ全体。全身。満身。
    *鮮烈=あざやかではっきりしていること。また、そのさま。



    『孟子』 岩波文庫



    古来、孟子(もうし)は孔子(こうし)の思想をつぐ賢人(けんじん)として知られている。本書は、在来(ざいらい)の孟子解釈にこだわらず、戦国時代に生きた彼の姿を描きながら、「王道の道は民を保(やす)んずることにあり」という論旨(ろんし)をはじめとして、その思想のすべてを新たな観点からわかりやすく紹介する。人道主義者としての孟子の全貌(ぜんぼう)を達意(たつい)な筆で綴(つづ)った労作である。

    *賢人=聖人に次いで徳のある人。また、かしこい人。
    *在来=これまで普通にあったこと。ありきたり。 
    *保んずる=安心させる。
    *論旨=論文・議論の主旨。議論の筋道。
    *人道主義=人間性を重んじ、人間愛を実践し、併せて人類の福祉向上を目指す立場。
    *全貌=全体の姿。物事の全体のありさま。
    *達意=自分の考えが十分に相手に理解されるように表現すること。
    *綴る=
    (1)欠けたり破れたりしたところをつぎ合わせる。また、とじる。とじ合わせる。
    (2)言葉をつらねて詩歌や文章を作る。
    (3)仮名やアルファベットなどを並べて単語を書き表す。



    『土佐日記』 紀貫之 角川ソフィア文庫



    平安期の大歌人、紀貫之(きのつらゆき)が侍女(じじょ)になりすまし、帰京の旅をかな文字で綴(つづ)った紀行文学の名作。国司(こくし)の任期を終えて京へ戻る船旅は長く苦しい日々の連続であった。土佐の人々に温かく見送られ出発したものの、天候不順で船はなかなか進まない。おまけに楫取(かんどり)はくせ者。海賊(かいぞく)にも狙われる。また折にふれ、土佐で亡くした娘を想い悲嘆(ひたん)にくれる。鬱々(うつうつ)としながらも歌を詠(よ)み合い、ひたすら都を目指す一行の姿が生き生きとよみがえる。

    *侍女=貴人(きじん:地位や家柄が高い人)などのそばに仕える女性。
    *国司=奈良・平安時代に中央から地方支配のために送られた役人。今の県知事にあたる。
    *楫取=平安・鎌倉時代に、船舶運航全般の責任者。近世の船頭(せんどう)に相当する。
    *海賊=海上を横行し、往来の船などを襲い、財貨を脅し取る盗賊。
    *悲嘆=かなしみなげくこと。
    *鬱々=
    (1)心がふさいで晴れ晴れしないさま。
    (2)草木の生い茂るさま。
    *詠む=和歌・俳句などを作る。ある事柄を歌や句として表現する。
     
  • 【お勧め図書】◆群馬県立高校入試問題出典◆

    『伊曾保物語』 岩波文庫



    仮名草子(かなぞうし)。元和年間(1615‐24)刊行。3巻。《イソップ物語》の翻訳であるが、全部で94話。最初の30話はイソップの逸話(いつわ)、のちの64話が動物の寓話(ぐうわ)である。イソップ物語は、1590年(天正18)スペインの宣教師(せんきょうし)バリニャーノによって日本にもたらされ、九州天草で「エソポのハブラス」として日本語訳ローマ字で印刷された。これが、日本における最初の西洋文学の翻訳本である。この元和(げんな)の書は、それとは異なって古活字版日本字で翻訳されたものである。

    *仮名草子=江戸初期に行われた小説類の呼称(こしょう)。婦人・子供向けに、平易(へいい)な仮名文で書かれた、啓蒙娯楽(けいもうごらく)を主としたものが多い。
    **呼称=名づけてそう呼ぶこと。その呼び名。
    *逸話=その人についての、あまり知られていない興味深い話。エピソード。
    *寓話=擬人化した動物などを主人公に、教訓や風刺を織りこんだ物語。
    **風刺=それとなくそしる(=人のことを悪く言う)こと。また、遠まわしに社会・人物の欠陥などを批評(=よい点・悪い点などを指摘して、価値を決めること)すること。
    *元和=年号(1615.7.13~1624.2.30)。慶長の後、寛永の前。後水尾天皇の代。



    『孫子』 岩波文庫



    『孫子』13篇(へん)は、中国最古の兵書(へいしょ)である。そこには、現実的な戦術が深い思想的裏づけを得て、戦争一般、さらには人生の問題として、広い視野の中に組みこまれている。竹簡(ちくかん)の新資料との照合も経て、またさらに読みやすくなった新訂版。原文・読み下し文・現代語訳に平易(へいい)な注を加え、巻末には重要語句索引を付した。

    *兵書=戦争などにおいて兵の用い方を説いた書物。 主な兵書として古代中国の孫子(そんし)、呉子(ごし)、六韜(りくとう)などが知られる。
    *竹簡=紙が普及する以前に,古代中国で書写に用いられた長さ20〜30cm,幅1〜2cm程度の竹片。簡はもともと竹を薄く細長い形に切ったもので,同様の木片を意味する牘(とく)とともに簡牘ともいわれた。
    *平易=やさしいこと。たやすく理解できること。また、そのさま。



    『知の体力』 永田 和宏 新潮新書



    「答えは必ずある」などと思ってはいけない。“勉強”で染みついた呪縛(じゅばく)を解くことが、「知の体力」に目覚める第一歩になる。「質問からすべては始まる」「孤独になる時間を持て」「自分で自分を評価しない」「言葉にできないことの大切さとは」―。細胞生物学者にして日本を代表する歌人でもある著者が、これから学ぶ人、一生学び続けたい人たちにやさしく語りかける。自力で生きぬくための本物の「知」の鍛錬(たんれん)法。

    *呪縛=まじないをかけて動けなくすること。心理的な強制によって、人の自由を束縛すること。
    *鍛錬=
    (1)金属を打ってきたえること。
    (2)きびしい訓練や修養を積んで、技芸や心身を強くきたえること。
    **修養=徳性(=道徳心。道徳意識)をみがき、人格を高めること。
     
  • 【お勧め図書】◆立川高校(東京) 入試問題

    『動く倫理学を展開する』 小林 道憲 ミネルヴァ書房



    内に混沌(こんとん)を蔵(ぞう)している〈動く社会〉の倫理(りんり)を考え、新たな倫理学を構築(こうちく)する。生成変化する社会では、われわれの行為の意味や価値も目まぐるしく変動する。われわれの行為は、変化する状況とともに変わり、また、状況を変化させてもいくことができるのである。生成の中で行為を考え、行為の中で生成を考えながら、その叙述(じょじゅつ)の過程に東西の倫理思想を位置づけ、行為の意味と価値を考察する〈動態倫理学〉の展開。

    *混沌=
    (1)天地創造の神話で、天と地がまだ分かれず、まじり合っている状態。
    (2)入りまじって区別がつかず、はっきりしないさま。
    *倫理=人間生活の秩序つまり人倫(じんりん)の中で踏み行うべき規範の筋道(の立て方)
    **人倫=
    (1)人と人との間柄・秩序関係。君臣(=主君と臣下)・父子・夫婦などの間の秩序。
    (2)人として守るべき道。人道。
    (3)ひと。人類。人間一般。
    *蔵する=
    (1)おさめる。所蔵する。
    (2)中に含みもつ。
    *生成=
    (1)生じること。また、生じさせること。
    (2)物がその状態を変化させて他の物となること。転化
    *行為=
    (1)個人がある意志・目的を持って意識的にするおこない。行動。ふるまい。
    (2)自由な意志に基づいて選択され、実行された身体的動作で道徳的評価の対象となるもの。
    (3)法律上の効果を発生させる原因となる、人の自発的な意思活動。
    *叙述=物事について順を追って述べること。また、その述べたもの。



    『石の来歴』 奥 泉光 講談社文芸文庫



    「石には宇宙が刻印されている」レイテで戦友から聞かされた言葉によって、岩石に魅(み)せられた男。戦後、彼に訪れる苦難(くなん)とは!? 現在と過去、夢と現実が交錯(こうさく)するなかで、妻は狂気にいざなわれ、子は死にもてあそばれる。華麗(かれい)にしてペーソス溢(あふ)れる文体で、時と心との織りなす迷宮(めいきゅう)を描ききる、気鋭(きえい)の芥川賞受賞作。

    *レイテ=レイテ沖海戦。1944年(昭和19)10月、太平洋戦争における米軍のフィリピン奪回作戦に伴い生起(せいき)した一連の日米の海空戦。この海戦で日本海軍は残存大型軍艦の大半を喪失(そうしつ)し、以後組織的な作戦能力を失った。
    *いざなう=さそう。すすめる。さそい出す。
    *もてあそぶ=
    (1)手に持って遊ぶ。いじくる。
    (2)まじめに扱うべきものをおもちゃにする。
    *華麗=はなやかで美しいこと。はでやかなこと。
    *ペーソス=もの悲しい情緒。哀愁(あいしゅう)。ユーモアの対。
    **情緒=喜び,悲しみ,怒り,恐れなどによって代表される感情群。
    *迷宮=
    (1)中に入ると容易に出口がわからず迷うようにつくってある建物。
    (2)複雑に入り組んでいてなかなか解明できない事柄のたとえ。また特に、手がかりがなく解決の見通しが立たない犯罪事件。
    *気鋭=気力があって、意気込みが鋭いこと。また、そのさま。



    『歌説話の世界』 馬場 あき子 講談社



    本当に勝(すぐ)れた歌とはどういうものをいうのか平安初期から中世にかけて、多くの歌人が記憶に残していった歌説話を中心に、歌とは何だったのかを考える馬場あき子渾身(こんしん)の書。

    *歌説話=和歌にまつわる説話を集成した、物語文学の総称。
    **説話=話。物語。特に、語り伝えられた神話・伝説・民話など。
    *渾身=からだ全体。全身。満身。
     
  • 【お勧め図書】◆青山高校(東京) 入試問題

    『数学の想像力』 加藤 文元 筑摩選書



    数学は音楽に似ている。論理と感性、理性と直観等、対立するもののように思われがちだが、音楽も数学も古来、天上へつづくかのような調和の美しさで人を魅了(みりょう)してきた。ところが数学者たちはやがて気づく。数の世界に潜む見えない数、無限、そして緻密(ちみつ)な論理が孕(はら)むパラドクスの深淵(しんえん)。しかしそこに、数学が自由に飛翔(ひしょう)するための契機(けいき)があった―。古代文明から現代まで四千年にわたる数学の歴史をたどり、人間にとって正しさとは何かを問いなおす。

    *魅了=すっかり相手の心を引きつけて夢中にさせてしまうこと。
    *緻密=
    (1)きめ・細工が細かいこと。
    (2)細かい所まで行きとどいていること。
    *孕む=
    (1)胎内に子を宿す。妊娠する。
    (2)その中に含み持つ。
    (3)穂が出ようとしてふくらむ。
    *深淵=
    (1)深いふち。深潭 (しんたん) 。
    (2)奥深く、底知れないこと。
    *飛翔=空高く飛びめぐること。



    『ホームグラウンド』 はらだ みずき 角川文庫



    建設会社に勤める圭介は、広大な休耕地(きゅうこうち)をもつ祖父の雄蔵に土地の有効利用を持ちかけていた。しかし、脳卒中から快復(かいふく)した雄蔵は圭介の提案を断ると、自分の命を救ってくれた少年について語り、荒れ果てた土地をひとり耕し始める。芝生の広場をつくる、という老人の夢に巻き込まれていく圭介は、両親と祖父母の確執(かくしつ)の真実を知り、迷いのあった人生の舵(かじ)を切る。愛しい人のために今を変えようと奔走(ほんそう)する、家族の絆(きづな)の物語。

    *休耕地=水田として機能していない田畑のこと。
    *確執=自分の意見を強く主張してゆずらないこと。またそこから起こる争い。
    *舵を切る=船の舵を操り進行方向を変える。「切る」は、この場合、乗り物の進行方向を変えることを意味する。また、船の操作から転じて企業などの組織において方針を大幅に変更する意味でも用いられる。ちなみに「舵を取る」は物事を営み進めること。
    **舵=船の進行方向を定める装置。板状で、多くは船尾に取り付けられる。
    *奔走=かけ回って、物事がうまく運ぶように努力すること。



    『瑞穂の国うた』 大岡 信 新潮文庫



    大きな節目を皆でいっせいに迎える、おごそかでめでたいお正月。日本人の美意識に深く根差した桜の花。夏にかかせぬ青空に響く蜩(ひぐらし)の声。実りの秋に詠(よ)まれた恋。孤独な心に滴(したた)る酒―。詩情あふれる言葉で書きとめられた、時を経ても変わることのない日本人の心、そして芭蕉、子規、漱石、虚子(きょし)についての珠玉(しゅぎょく)の論考(ろんこう)。

    *蜩=カメムシ目セミ科に属する昆虫。
    *詠む=和歌・俳句などを作る。ある事柄を歌や句として表現する。
    *滴る=
    (1)水などが、しずくになって垂れ落ちる。
    (2)美しさや鮮やかさがあふれるばかりに満ちている。
    *珠玉=真珠や宝石。比喩的に、尊いもの、美しいもの、賞すべきもの。
    *論考=あるテーマについて論じ考究した文章。論文。
     
  • 【お勧め図書】◆戸山高校入試問題出典◆

    『日本語は哲学する言語である』 小浜 逸郎 徳間書店



    日本語を日本語で哲学すれば、デカルトやハイデガーが、何を間違えたのかがよくわかる。西洋哲学がそのロゴス至上主義ゆえに逢着(ほうちゃく)してしまったアポリアを超えて日本語の文法構造から新しい日本語の哲学を切り拓(ひら)く画期的な試み。

    *ロゴス至上主義=フランスの哲学者デリダの用語。日常世界の背後に絶対的な真理が隠されており、それは言葉(ロゴス)によってとらえることができるという西欧形而上学(せいおうけいじじょうがく)の中心原理。この考え方を脱構築することが要請される。
    **形而上学=事物の本質、存在の根本原理を思惟(しい)や直観によって探究する学問。アリストテレスの著作の一つが、この名で呼ばれたことに始まる。
    ***思惟=(物事の根本を)心で深く考えること。
    *逢着=出あうこと。出くわすこと。行きあたること。
    *アポリア=ギリシア語で場所に関しては通路のないこと、事物については解決の方途が見出せないことから生じる困難を意味する。



    『戯作三昧・一塊の土』より「戯作三昧」 芥川 龍之介 新潮文庫



    大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の短編小説。初出は「大阪毎日新聞」[1917(大正6)年]。短編集「傀儡師(くぐつし/かいらいし)」[新潮社、1919(大正8)年]に収録。芥川の初の新聞連載小説である。饗庭篁村(あえばこうそん)編「馬琴日記鈔」[文会堂書店、1911(明治44)年]を素材として1831(天保2)年9月の滝川馬琴の一日を描いた作品。馬琴に仮託(かたく)しながら芥川自身の創作への心情を語っている

    *新思潮派=芥川龍之介、菊池寛、久米正雄など、第三次、第四次『新思潮(日本の文芸雑誌)』による人々。現実を理知的に捉え、技巧的な表現によって、大正時代を代表した。
    *傀儡師=人形遣いの古称。
    *理知=物事の道理を判断する能力。
    **道理=物事の筋道。
    *的=名詞に付いて、形容動詞の語幹をつくる。
    (1)そのような性質をもったものの意を表す。
    (2)それについての、その方面にかかわる、などの意を表す。
    (3)そのようなようすの、それらしい、などの意を表す。
    *仮託=他の物事を借りて言い表すこと。



    『能、世阿弥の「現在」』 土屋 恵一郎 角川ソフィア文庫



    面、装束(しょうぞく)の記号的な意味、序の舞の身体(からだ)、ドラマを生み出す仕掛けとしての夢、世阿弥の言葉「花」「離見の見(りけんのけん)」「幽玄(ゆうげん)」。能のさまざまな側面に切り込み、演劇空間の「現在」がどのようにつくられるのかに肉薄(にくはく)する。

    *装束=衣服を身に着けること。装うこと。また、その衣服。装い。いでたち。
    *「花」=外界の必然にも、自分自身の自然にも、徹底的に従うことにより、その時々の新しい姿を創り出していくこと。
    *「離見の見」=演者が、自分を離れ、観客の立場で自分の姿を見ること。自分の演技について客観的な視点をもつこと。
    ⇒『離見(客観的に見られた自分の姿)を自分自身で見ることが必要であり、自分の見る目が観客の見る目と一致することが重要である』と、世阿弥は述べている。
    *「幽玄」=「美しく柔和な姿」という意味。音曲の美しさ、姿が美しく静に舞う姿など。
    *肉薄=
    (1)身をもって敵地などに迫ること。
    (2)競争などで、すぐ近くまで追い迫ること。
    (3)鋭く問い詰めること。
     
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    新学年を迎えるにあたり、気持ちもリフレッシュされていた時期から、
    アッという間にふた月が過ぎ、中学生はもう「1学期末テスト」前ですね。
    (高校生はまだひと月以上ある学校が多いでしょうか?)

    ご家庭での様子はいかがですか?

    ふた月前『やる気と意欲』に満ち満ちていたはずですが、
    それが、いつの間にやらどこへ行ってしまったのだろう…
    というお子様も少なくないのではないでしょうか?

    そのようなタイミングにおいて、やってくる「1学期末テスト」であり、
    特に中学3年生は、平常点も大切ですが、内申書に影響する大切なテストです。

    範囲は決まっていますから、各教科ポイントを押さえ、
    計画的に取り組むことができれば、必ず高得点できるはずです。

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     ①15:20~16:50 ②17:00~18:30
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  • Dr.関塾 新川1丁目校
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