新着情報 / お知らせ

八王子東・青山:『芸術学事始め』 小林道憲 中公叢書
人間の芸術は自然の再現であるとはいえ、単なる自然の模倣ではない。人間は、自然の造形が持つ均衡や調和、リズムや運動という自然の造形を形象化しながら、本質を抽出しようとする。自然の動と静、あらゆる形から本質を取りだし、抽象化するのである。ところが現代芸術は、抽象を推し進めるあまり、自然から離反してしまった。二一世紀の芸術はどこに向かうのだろうか
戸山:『芸術人類学』 中沢新一 みすず書房
人類に発生した「心」の起源に迫る野生のサイエンス。人文諸学の再構築を目的とした芸術と人類学の創造的な融合。前人未到の表現空間が今、ここに拓かれる。
立川:『「自由」はいかに可能か』 苫野一徳 NHKブックス
「自由」の実感なくして、「幸福」はない。
では、どうすれば「自由」を実感できるか?
「どう生きようがあなたの自由だ」と言われて育った私たちは今、自由なんかないとか、自由よりも安定が大事とか、自らに言い聞かせて生きている。本当にそう言えるのか。これまで無数の議論が交わされてきた「自由」を、ヘーゲルをもとに真正面から考え直し、自由を実現できる社会の「条件」を問う。気鋭の哲学者による書き下ろし。
日比谷:『〈心〉はからだの外にある』 河野哲也 NHKブックス
「心」とは、自己の内に閉ざされたプライベートな世界なのか?
環境と影響しあうエコロジカルな「心」という清新な視点から、他者や社会と生き生きと交流する自己のありかたを提示。行動や社会現象の原因を人の内面に求め、不毛な「自分探し」を煽る心理主義的発想を、身体性や他者の軽視につながるものとして批判しながら、「個性」「性格」「内面」など自己をめぐる諸問題に鋭く迫る。社会(環境)を個々人のニーズに合わせて改善し、快適な生活を主体的に形成してゆく展望を示す、自己論の革命。
西:『世界地図の中で考える』 高坂正堯 新潮選書
なぜ人間は「悪徳」を取りこむ必要があるのか――? 「悪」を取りこみ、人間社会は強くなる――タスマニア人の悲劇から得た洞察の真意とは。なぜイギリスは広大なインドを容易に征服でき、しかしその統治には失敗したのか。なぜ二度の大戦で勝利を収めたアメリカが、ベトナムでは敗北したのか。稀代の国際政治学者が、若き日に世界各地で綴った珠玉の文明論。
国立:『心という難問』 野矢茂樹 講談社
私が見たり聞いたりしているこれは、本当に世界そのものなのだろうか。かつては誰も見通すことができなかった、知覚し感覚するという経験を解き明かす、思考のドキュメント。ついに、世界と心ある他者に出会えた。哲学はここまで来た!眺望論の完成、そして相貌論の一歩先へ。
『小さな町の風景』 杉みき子 偕成社文庫
作者が生まれた町、そして愛してやまない町、新潟県の高田をモデルにした作品集です。「坂のある風景」から「海のある風景」まで8章、合わせて45編の物語と小品。「乳母車」「あの坂をのぼれば」「月夜のバス」「風船売りのお祭り」など、教科書関連図書にも登場する渋い宝石箱のような一冊です。赤い鳥文学賞受賞作。小学上級以上向。
『14歳からの哲学』 池田晶子 トランスビュー
人には14歳以後、一度は考えておかなければならないことがある!今の学校教育に欠けている、14、5歳からの「考える」ための教科書。
「言葉」「自分とは何か」「死」「心」「体」「他人」「家族」「社会」「規則」「理想と現実」「友情と愛情」「恋愛と性」「仕事と生活」「メディアと書物」「人生」など30のテーマを取り上げる。
読書感想文の定番,中高大学入試にも頻出の必読書。年代を超えて読み継がれる著者の代表作。
『つながる脳科学』 利根川進 講談社
頭の中にある“人類最大の謎”に挑む
ものごとを考え、記憶し、日々の出来事に感情を揺さぶられる……
謎めいていた脳のはたらきが、明らかになりつつある。
グリア細胞とニューロン、進化と可塑性、場所細胞と空間記憶、情動と消去学習、海馬と扁桃体とエングラムセオリー――
頭の中には、さまざまな「つながり」があった!?9つの最新研究から、心を生み出す脳に迫る!
『これからの建築』 光嶋裕介 ミシマ社
街、ターミナル、学校、橋、ライブ空間、高層建築…
過去と未来をつなぐ、豊かな空間。その手がかりを全力で探る! 「つくる」ことに意欲のあるすべての人へ
『大和物語』 講談社学術文庫
「あはれ」の情感が色濃く漂う歌物語の傑作十世紀後半に成立した173段から成る歌語り集。失意と不遇、宇多天皇の退位から始まり、宮廷を中心に、人人の悲しくも美しい魂の交流が連鎖的に語られてゆく。
『菜根譚』 洪自誠 岩波文庫
「人よく菜根を咬みえば、則ち百事なすべし」。菜根は堅くて筋が多い、これをかみしめてこそものの真の味わいがわかる。明代末期に三教(儒仏道)兼修の士洪自誠が自身の人生体験を基にかみしめて味わうべき人生の哲理を簡潔な語録の形に著わした。本文庫版には注に解説に校注者の研究水準の高さが充分に盛り込まれている。
『続近世畸人伝』 三熊花顚 中公クラシックス
寛政2年刊、京都の文人伴蒿蹊(1733‐1806)の筆になる人物奇譚集。学者、遊女、僧侶、俳人、貧農、医者、きこり等々あらゆる身分、階層の人びとが、有名無名の別なくとりあげられ淡々たる筆致でみごとに活写される。三熊花願の俳味あふれる挿絵もまたその文章と響き合って読者の楽しみを倍加させている。
『アレグロ・ラガッツァ』 あさのあつこ 朝日新聞出版
吹奏楽部には入らないと、高校の入学式で美由は心に決めていた。
だがクール女子の久樹、優しい菰池ら同級生との出会いが美由の気持ちを溶かし……。
人と繋がり、好きなことを再び始めるまでの16歳の心情を丁寧に描く。
すがすがしくキュートな青春小説。
『政治的思考』 杉田敦 岩波新書
政治が混迷し不信感が高まっている今こそ、政治をどのように考え、いかに行動するかが問われているのではないか。決定・代表・討議・権力・自由・社会・限界・距離という八つのテーマに即して、政治という営みのもつ可能性と困難を根本から考えていく。私たちの常識的な見方や考え方に揺さぶりをかける刺激的な政治入門。
『だれが幸運をつかむのか』 山泰幸 ちくまプリマ―新書
読者に支持され語りつがれてきた昔話の多くがハッピーに終わる。そこに描かれた幸せの構造の秘密を、「贈与」「援助者」をキーワードによって解き明かす。
『木の時間』 池上晴夫 朝日新聞出版サービス
筑波大学の体育科学系でスポーツ医学の教育と研究に携わってきた著者が、医師から木工の世界へさわやかな転身! 木のぬくもりに包まれた充実の日々を綴るエッセイ。
『短歌入門』 窪田章一郎 春秋社
誰にも歌の材料はある。誰でも歌は作れる。まず思ったままを言葉にしよう…。作歌の糸口から、いかに自分自身を表現するかまで、必要な基礎知識をやさしく手ほどき。
『うひ山ぶみ』 本居宣長 講談社学術文庫
師と仰ぐ賀茂真淵との生涯一度きりの対面=「松坂の夜」以来、刻苦勉励を重ねること三五年。寛政一〇年(一七九八)、畢生の大作『古事記伝』を仕上げた宣長は、古学の入門書『うひ山ぶみ』を一気に書き上げた。古学の扱う範囲、学ぶ者の心構え、学問のあるべき姿、契沖に始まる近世古学の歴史的意味、古学の目的とその研究方法など、国学の大人が初学者に授けた学びの要諦とは。
『高校生のための哲学入門』 長谷川宏 ちくま新書
「自分」とは、「社会」とは。私たちの「生きにくさ」はどこから来ているのか。難解な語を排し、日常の言葉で綴る待望の哲学入門。
『新編日本古典文学全集 48 中世日記紀行集』 より 「道行きぶり」 今川了俊 小学館
『日本人にとって美しさとは何か』 高階秀爾 筑摩書房
大胆に切り捨てる一方、多様な要素を隔てなく取りこむ…それは、私たちの感性にも通じるから。センス・オブ・ニッポンの本質を日本美術に検証する。
『ロードムービー』 辻村深月 講談社文庫
運動神経抜群で学校の人気者のトシと気弱で友達の少ないワタル。小学五年生の彼らはある日、家出を決意する。きっかけは新学期。組替えで親しくなった二人がクラスから孤立し始めたことだった。「大丈夫、きっとうまくいく」(「ロードムービー」)。いつか見たあの校舎へ、懐かしさを刺激する表題作他、4編。
『ゾウの時間ネズミの時間』 本川達雄 中公新書
動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。行動圏も生息密度も、サイズと一定の関係がある。ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重あたりの総エネルギー使用量は、サイズによらず同じなのである。本書はサイズからの発想によって動物のデザインを発見し、その動物のよって立つ論理を人間に理解可能なものにする新しい生物学入門書であり、かつ人類の将来に貴重なヒントを提供する。
『新編日本古典文学全集 64 仮名草子集』 より 「浮世物語」 浅井了意 小学館
『ニューサポート高校 国語vol.25』 より 「世界のイメージ」 國分功一郎 東京書籍
『うたうとは小さないのちひろいあげ』 村上しいこ 講談社
桃子は高校1年生。中学時代に親友だった綾美も同じ高校に入学したが、まもなく不登校になった。それは中学時代に体験した壮絶ないじめが尾を引いているからだったらしい。
一方、人数不足の「うた部」(短歌)に思いがけなく入部することになった桃子は綾美に対して、中学時代に起きたある事件の負い目から、高校で友達は作らないという宣言までしてしまう。
本当にこのままで良いのか悩み続ける桃子に、ある同級生が声をかけてくる。
そしてある日の放課後、うた部で短歌甲子園に出場しようという話が持ち上がって…
『論語』 岩波文庫
古代中国の大古典「四書」のひとつで、孔子とその弟子たちの言行を集録したもの。人間として守るべきまた行うべき、しごく当り前のことが簡潔な言葉で記されている。
『ふるさとを元気にする仕事』 山崎亮 ちくまプリマ―新書
さびれる商店街、荒廃する里山、失われるつながり。大きな転換期にある「ふるさと」を元気にするために、できることはなにか。この国の未来を切り拓く希望の書!
『日本美術工芸』 より 「藍と人」 志村ふくみ 日本美術工芸社
『植物はなぜ動かないのか』 稲垣栄洋 ちくまプリマ―新書
自然界は弱肉強食の厳しい社会だが、弱そうに見えるたくさんの動植物たちが、優れた戦略を駆使して自然を謳歌している。植物たちの豊かな生き方に楽しく学ぼう。
『99のなみだ・愛 ベスト作品集』 より 「「マツミヤ」最後の客」 名取佐知子 リンダパブリッシャーズ
詐欺で貯金を失ってしまった父が暮らす家を訪ねる娘。父の暮らしの中に見つける深い愛に気づく「父の家で」。期待の家庭教師がやってきた。ところが母の前ではいい顔をするくせに、ちっとも勉強を教えてくれない。不思議な家庭教師が大事なことを教えてくれる「なりそこない2号」。その夫婦は今日、妻の再検診の結果を聞きにきた。やさしい涙がとまらない「一生のお願い」。やさしい涙がこころにしみる15篇の短篇小説集。
『後拾遺和歌集』 岩波文庫
和泉式部・赤染衛門・相模・伊勢大輔…心の内を深くみつめ情感豊かにうたいあげる女歌の数かず。一条朝の人びとのエピソードを伺わせる長い詞書とともに、撰者の新しい試みが王朝和歌の屈折点を示す第4番めの勅撰集。
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